[イルカ観察日記] ドルフィンズの2016年ドラフト感想

[イルカ観察日記] ドルフィンズの2016年ドラフト感想

■1巡13位(全体13位) Laremy Tunsil(OT)

MIAMIドルフィンズの2016年ドラフト1位タンシル

事前予想では全体3位のSDが指名するんじゃないかっていうものが多かったように思いますが、ドラフト直前の流出マリファナ動画により指名を避けるチームが続出。結果として、全体3位のSDがTunsilではなくBosaに行き、Bosaが欲しかったはずのDALがElliottに行くことに。欲しい選手のうち、MIAの13番まで残ってる希望があるのはElliottくらいかなあ、と思っていたので、その時点ではガッカリしたのでした。
が、予想以上にTunsilがだだ落ち。一方でCBはAppleまで指名されてしまって、それならTunsil行ってみるべきだろうと、当日の生観戦ブースの雰囲気も出来上がったところで、期待通りの指名となりました。
実際のところ、多分ラッキーな結果だったろうと思います。取れると思っていなかった選手ですから。
いろいろ流出するってのは人に恨まれるような性格なのかもという懸念はありますが、まあ実際のところマリファナやお小遣いは少なくない選手がやってることでもありましょうし、パウンシー兄さんにしめてもらって、気を引き締めて頑張っていただけると信じております。
OLについては、LTのアルバートが1年持てばラッキーくらいの怪我がち体質になってしまっているので、その後釜となるとともに、このTunsilかジャワーンどちらかがシーズン当初はGに回ることで、結構重量級のOLが出来上がります。Cのパウンシーとともに、いつのまにやらOLは5人中4人がドラ1というエリート集団になりつつあります。まあ、アルバートとパウンシーは10週目くらいに怪我離脱するだろうけどなあ。


■2巡7位(全体38位) Xavien Howard(CB)
評価からすると若干リーチじゃないかと言われているようですが、ともあれニーズのCBを指名した。サイズもそこそこある、新DCの好きなタイプとのこと。
MIAのCBは、マックスウェルも再生案件だし、その他もどんぐりだし、全員でスターター争いをするような状況であろうと思われます。が、マックスウェルとHowardにスターターを、リペットにニッケルをしっかりつかんでいただきたい。


■3巡10位(全体73位) Kenyan Drake(RB)
さて、珍しく着実にニーズを埋めてきているという印象の指名。わりと大きくて、ぱっとビデオを見た感じではWRのようなイメージの選手だった。RBとしてごりごり行くのはアジャイで、このDrakeは3rd.ダウンやショットガンなんかで使われると思われるタイプ。すでにいるRBの中ではダミエンとタイプが似ているかもしれないが、Drakeの方がスピードはありそうかな。


■3巡23位(全体86位) Leonte Carroo(WR)
WRだけど、前出のDrakeとは逆に、ビデオの印象はRBのような感じの動きだった。でもパスプレーではしっかりWRで、スピードはそこまで突出していないが、フリーになっていなくても競り合って捕れるタイプのレシーバー。イメージ的にはボールディンとかかな。ランドリーを幅広い使い方をするとすると、スロットのレシーバーが一人足りないかなっていう感じもあったので、ちょうど良い指名のはず。
また、これくらいの順位でトレードアップしてまでの指名。ここ数年では、この順位までこの選手が落ちてきたなら、ニーズそのものでなくても、アップしてでも取るということがあって、ミラー、ランドリー、アジャイ(はまだそこまで結果でてないが)、みんな成功している。ということで、掘り出し物であることを期待します。


■6巡11位(全体186位) Jakeem Grant(WR)
2巡と4巡をトレードアップした関係で指名権が減っていたので、5巡を出して6巡2つに増やした様子。
そこで再びWRの指名。ちょっと意外だけれど、純粋にWRっていうイメージではないのかも。
やたら小さい、170センチないくらいの選手。早くてすばしこい。ひとまずリターナーとしての雇用かもしれない。ランドリーの負担と怪我のリスクを軽減するのがお仕事っていうことでも良いでしょう。


■6巡29位(全体204位) Jordan Lucas(SS)
SSという表示だけれど、ビデオではCBの位置でのプレーが多かった印象。とはいえ純粋なCBっていう感じでもなく、ぴったりとパスカバーできるわけではないけれど、ボールキャリアに詰めてタックルするのが上手な選手だった。雰囲気的には今年5年目、ドラフト5巡で獲得したSSのラシャード・ジョーンズに近い。彼と同じくプロボウルまで成長していただきたい。
とりあえずはニッケルの次、半分LBくらいの扱いのSS的な選手という位置付けから始まるのかな。


■7巡2位(全体223位) Brandon Doughty(QB)
まってましたのQB指名。まあ、ちょっと下位すぎるけど。今年が勝負の年のタネヒルと、盤石の控えムーアたんの下で、しっかり成長していただきたい。
ビデオの印象としては、アスリートではないけれど、結構上手だなという感じ。タネヒルが絶望的に下手な、ボムやバックショルダーを綺麗に投げる。身体能力としては復帰後のマニングよりはあるだろうし、ゲイスHCが、これくらいの運動能力でも上手に扱えば勝てるとか思っているのならば面白くはあるかな。


■7巡10位(全体231位) Thomas Duarte(TE)
ここでTEか。確かにニーズだしなあ、というところ。
見た目の第一印象がアジア顔だなあってこと。それもそのはず、母親が日系で、父親はメキシコ系とのこと。でかくも強くもないけれど、キャッチは上手。フリーになる能力があれば良いなあ。


というわけで、なにはともあれTunsilです。前評判通りに働けて、素行も問題なく収まれば、非常にお得なドラフトだったと言えるでしょう。
全体的にはニーズをきちんと埋めたのかな。QBは3巡くらいで行っても良かったとは思うけれど、そんなにゲイス好みのQBがいなかったということかもしれません。今年タネヒルが駄目となれば、来年には本気で考えるでしょうし。
ともあれ、みんながんばれ。



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