[04]02(1)オールドTフォーメーション
LOSに7人のラインを配置しなきゃだめっていうルールとともに生まれた、フォーメーションの原型とも言えるようなのがこれ。
ラインは7人を一列に並べて、スナップを出すセンター(C)の後ろに、それを受け取るクォーター・バック(QB)を置く。さらにその後ろに3人のランニング・バック(RB)をまっすぐ配置するだけっていうシンプルなフォーメーションだよ。
RBは、QBの真後ろにいるものをフルバック(FB)、両側にずれて配置されているのをハーフバック(HB)って呼んで一応は区別してる。
このフォーメーションが生まれたときは、ボールを持って走る選手にできるだけ多くのブロッカーをつけるのが第一に考えられていたんだね。そのために、両タイト・エンド(TE)はルール上はパスを捕ることができたけれど、ほとんどブロッカーとしてしか使われていなかったみたい。
オールドTはいまでも、ゴール前の攻撃だとか、3rdダウン&ショートなんかでは、たまに見ることもある。とにかく全員でブロックして力づくで数ヤードだけでもゲインしたい、っていうパワー・ラン、もしくは、そのフェイクからのプレー・アクション・パス。ほとんどそのどっちかのプレーって考えていいフォーメーションだね。
単純だねー♪
これくらいならわかるー! フォーメーションとかぜんぜんよゆー!
ま、これがだんだん複雑に進化してくんじゃがの。
- 前のページ:
- [04]02.フォーメーションの進化の歴史
- 次のページ:
- [04]02(2)シングル・ウィング・フォーメーション