ルール解説

[04]04(1)8.ドロー

はい先生! 出番がありません!!

べつになくてもいいんじゃね?

こまります。。。

んじゃー、ドローの意味は?

引っぱる!

そうだね、引くってことだね。

今回は「ドロー」って名前のプレーだよ。

これは、一度パスをするふりをしてから、ランをするプレーなんだ。オフェンス・ラインは、いったんパス・プロテクションをするふりをして何歩か下がる。その後で今度は前に出て、ディフェンスをブロックするわけだね。

RBも一度パス・プロテクションをするふりをした後で、QBからボールを受け取って走るんだ。QBはパスを投げるときのようにドロップ・バックをしてから、LOSからは離れた後ろの方でRBにボールを渡す。

ドローのアサイメント

この一度引く動きから、ドローって名前になってるんだね。パスのふりの後、RBに渡さずにQBが自分で走るときには、QBドローって呼ばれるよ。

オフェンスがパスのふりをしている間に、ディフェンスがそれに騙されてパスに対応した動きをすると、このプレーの成功率があがる。青い点線が騙されちゃったときの動きね。

つまり、DLは大きくLOSを超えてQBに近づいてきて、DBはパス・カバーをするために大きくフィールド後方に下がっていく。すると、DLはRBにボールが渡されてもすれ違っちゃうし、そのときDBはRBと距離がある。で、フィールド中央にはディフェンスが少なくなるってわけ。

すると、RBは自由に動けるようになるよね。だから上手くいけば、RBはその後パス・カバーのためにフィールドにばらばらに広がったディフェンスの選手を1人ずつかわしていくってこともできるかもしれない。ビッグゲインも期待できるプレーなんだよ。

なんだろう、正解したのにそこはかとない寂しさが…

ただし、QBがボールをRBに渡すまでに時間がかかるプレーだから、パスのふりをしてるだけだろってディフェンスにばれちゃうと、一気にRBは囲まれてタックルされてロスしちゃう。

とはいえ、パス・プレーに比べるとターンオーバーの危険は少ないし、たまには大きくゲインすることもある。
だから、3rd.ダウン・ロングや、前半最後の時間がなくなってきたときとか、あまり危険は冒したくないけど大きなゲインができたら嬉しいなーっていうときに、わりとよく使われるよ。後ででてくるスクリーン・パスっていうのも同じような性格のプレーだね。

もうちょっとかまってください…