落とせなかったNO戦を物足りない内容で拾った16週MIA@NOレビュー
結果
MIA 20-3 NO
セインツはコロナリスト入り22人とかいう緊急事態でした。さすがに負けるわけにいかなかったけど、そこそこグダグダな試合に。内容的には物足りなかったものの、勝ち星は確保しました。
試合展開
ピック6で先制。
ファンブルロストしたと思ったら助かっててFG。
というラッキーな10点をもらったあとは膠着。
3Qになってから、ようやくぶん投げが通ったり、フリーフリッカーしたり、ワドルのジェットスイープしたり、いろいろやってようやくタッチダウンしましたが、オフェンスは低調。
それ以上にNOのオフェンスが低調。というかコマ不足すぎて何もできない状態でした。
オフェンス
マンデーナイトでみんなにOCのダメさを見せられて良かったです。いや、良くないです。
5ヤード取りに行くプレーって時代遅れだよね
ランでゴリゴリやる時代の次、ごく初期のウエストコースとオフェンスは、5ヤード取るプレーを2/3の確率で成功させればドライブできるじゃんっていう考え方だったかもしれません。
しかし、それも遠い昔の話。
今はどこからでも20ヤード取りに行くプレーを組み込むのが当然の時代です。
なのに、MIAのOCは5ヤード取れれば成功、みたいなプレーしかコールしない。過去からタイムワープしてきた人なのかな。せめて現代人に替えよう。
ブリにプレーさせるな
スニーク以外やらせるな。OC替えろ。
作戦ワドルの先が必要
すぐ手詰まりになる、というか手がないOCなので、作戦ワドルしかできません。
でも作戦ワドルも、ワドルを使えば5ヤード取れる、というプレーに止まってしまっている。せめてRACまで想定したプレー作れませんかね。作れるOCどこかにいると思うんですよね。連れてくればいいんですよね。
タイムマネジメントがクソなの?
前半最後、残り2分半くらいからの攻撃で、まだ自陣にいる段階。1回プレーして、残り2分20秒くらい。ここでまさかのハードカウント。そのまま時間を流して2ミニッツ。
攻撃する気ないのか?
もちろんチームとしての判断かもしれません。NOのオフェンスを抑え切る自信があるから、リスクは避けるために攻撃しない、ということならば仕方ないけど。
それにしてもねえ。
インターセプトは誰のせい?
LOSにたくさん並ぶディフェンスでした。こういうの読むの、ツアはまだ苦手なのかも。
でもパスラッシュは3人だけ。パスプロはひどいもんだけど、とりあえずポケットワークで避けられるくらいだった。
手前のワドルは空いてた。でもDBが3人残ってる奥に投げてINTされた。
ツアが1人で混乱してミスしたように見えます。
やっぱりブリッツで焦っちゃったかな。
ディフェンス
カマラを止めた
この日のNOの武器になるのはカマラだけでした。止められた。良かった。
8サック2インターセプト
急遽プロ初先発の出番が回ってきたQBイアン・ブックと、スターター5人中4人がコロナリスト入りしちゃったというOL相手ではありますが、確実に仕留められたのは良かった。
来週はTEN
7連勝中のMIAではありますが、その間の相手QBはほぼ代役か復帰直後ばかりでした。本来のスターターQBを相手にするのは久しぶり。
しかし、タネヒルはブリッツ苦手なのでチャンスはあるはず。5サック2ファンブルロストくらいさせれば勝機も見えてくる。かも。