ルール解説

主な反則02 プレー中の反則

ずるい反則編、続きましてはプレー中の反則。

すっげえデカい奴とか、すっげえ重い奴とかってさー、ずるくね!?

まあハムスター族としてはハンデを感じざるを得ないけれども、ずるくはない。よって反則ではない。

プレー中に反則があってイエローフラッグが投げられても、基本的にプレーはそのまま続行されるよ。で、プレーが終わってから、反則をされた側のチームが、その反則についての罰則を適用してもらうかどうかを決めるわけね。

ホールディング

オフェンスの選手は相手をつかんじゃダメ。ブロックするときも押すだけね。ディフェンスの選手にブロックをよけられそうになったときにも、つかんだり、相手の体に腕を回して抱きかかえたりしたら反則になる。

左手首を右手でつかむ。

10ヤードの罰退。ただし、罰則を適用すると、反則のあったプレーが無効になるっていう感覚で、ダウンは進まない。1stダウン10でホールディングがあったら、1stダウン20になるってことね。

この、ダウンが進まないっていうのが微妙なところなんだ。反則を受けたディフェンスは、罰退を選択して相手を押し戻すか、あえて反則を適用せずにダウンを進めるか、状況やコーチの趣味によって判断が分かれることもある。

たとえば、3rdダウン3ヤードからのプレーで、ディフェンスがホールディングを受けて、結果は2ヤードゲインだったとするとー。

反則を適用すると、3rdダウン11ヤードになる。オフェンスを下げることはできるけど、もう1プレーやるチャンスを与えることになるよね。で、11ヤードくらいだとパスが成功すればファーストダウンとられちゃうよね。

では、反則を適用しなかったら、次は4thダウン1。オフェンスがそのままパントを蹴ってくれればいいけど、もしかしたらギャンブルにくるかもしれない。そしたら1ヤードってちょっと不安。

さあ、あなたならどうする?

ギャンブル!

いつの間にオフェンスになったんだよ。

ディフェンスって設定だったろが。

まあ、この情報だけじゃ判断できないけどね。まずはフィールド・ポジションが重要になるだろうね。

そこがオフェンス側にとって自陣ならば、ギャンブルすることは少ないから、反則は適用しないことが多いだろう。フィールド・ゴールが成功するかどうかギリギリの位置だったら、罰則を適用して10ヤード押し戻せば、ディフェンス側は失点を防ぐチャンスが大きくなるかもしれない。

などなど。状況によって変わるから、特に反則を適用しなかった場合には、どうしてだろうってちょっと考えてみてね。

あいよー!

ホールディングって、ディフェンスもあるの?

ホールディングはディフェンスの選手にも適用されるよ。

ただ、ちょっとオフェンスとはルールが違うんだけどね。

ディフェンスの選手は、
・ボールを持っている選手をタックルするとき
・ボールを持っている選手に近づくために、自分をブロックにきた選手をどけるとき
この2つのときは、相手をつかんでもOKなんだ。

それ以外のときに、
・パス・コースに出ていく選手をつかんで邪魔する。
・DLがブリッツに入るLBのためにOLを抱きかかえて倒す。
などはダメ。これがホールディングになるよ。

ディフェンスの場合、罰退は反則があった地点から5ヤード。さらに残りのヤード数に関わらず、オフェンスにファースト・ダウンが与えられる(これは「オートマティック・ファーストダウン」っていう)。

イリーガル・コンタクト

ディフェンスの選手が、パス・コースに出ていくオフェンスの選手をつかむのはホールディング。だからダメだね。

で、押したり体をぶつけたりして邪魔をするのは、LOSから5ヤード以内ならOKなんだ。プレーがはじまった直後にCBがWRを押したりしてるのはアリってわけ。それはバンプっていう技ね。
ただし、5ヤード以上フィールドの奥に入ってからはぶつかっちゃダメ。

右手で押すしぐさ。

反則があったところから5ヤードの罰退。それと、オートマティック・ファーストダウン。

罰退は5ヤードだから、レシーバーが押されたんだけど、そのままディフェンスを振り切ってパスを捕ってロング・ゲインしたときなんかは、反則を適用しないほうが良いね。

この反則はオフェンスにも適用されるよ。レシーバーがDBを振り切るために押したりしちゃダメってことね。
オフェンスの場合は、プレーが始められた地点(ボールがスナップされたところ、これをプレビアス・スポットって言う)から5ヤードの罰退。

パス・インターフェアランス

パス・プレーで、投げられたボールが空中にある間は、オフェンスもディフェンスも、お互いに相手を妨害しちゃいけないんだ。

WRを追いかけて走っていたCBが、投げられたボールを見失って、せめてボールを捕る邪魔をしようってWRを押したり引っぱったりすると、この反則になる。

両手で押すしぐさ。

おまえ指あったの…?

ディフェンスの選手がやっちゃうと、反則があった地点からオフェンスの次のプレーになって、ファーストダウンも与えられる。つまりパスが成功したのと同じ結果になるんだね。

オフェンスの選手も、インターセプトされそうだからディフェンスの選手を邪魔した、とかってときは反則ね。
この場合はプレビアス・スポット(そのプレーが開始された地点)から15ヤードの罰退。

ただし、ボールを捕るために競り合っているなら、ぶつかっても反則にはならないんだ。
例えばWRとCBが2人ともボールに飛びついて、その結果としてぶつかるのは、ボールに対しての公平なアクションだったよってことでOK。

それから、ディフェンスがオフェンスに触るタイミングも重要。たとえばWRが飛んできたボールに触った瞬間からは、CBが叩いても引っぱってもタックルしてもOKになるんだ。WRはボールキャリアとして扱われるようになるんだね。その、ぶつかられたりした結果として、キャッチできなかったら、それはパス失敗。

すげーびみょーじゃね!?

おう、微妙だ。

今日の審判さん…って気分になることもあるぞ。