おぢさん!
おいさん!おいさん!おにーさん!
ポイント・アフター・タッチダウンで2ポイント・コンバージョンってのがあるじゃろ?
あるよ。タッチダウンしたチームは、15ヤード地点からキックをするか、2ヤード地点からもう一回プレーをするか選べる。
それでキック成功だと1点、ランかパスでタッチダウンだと2点入るよ。2点を狙うことを2ポイント・コンバージョンという。
つまり、毎回2点取ったらいいのです!
そしたらどんどんたくさん点が入るのです!
おまえさん、失敗することを考えてないね…
これが若さか…
だめなの…?
じゃあ、計算してみよう。
PATでFGを蹴ったときの成功率は94%くらいになってる。
それに対して、2ポイント・コンバーションの成功率は45%くらいだといわれている。
ってことは、100回やったとして、
・全部キックの場合:100回×成功率94%×1点=94点
・全部プレーの場合:100回×成功率45%×2点=90点
理論的にはこうなる。
つまり、全部2ポイント狙いのほうが、合計で取れる点数は少なくなっちゃうんだ。
ダメってこと…?
なに単純なことじゃないけどな、試合展開ってものがあるからね。
じゃ、2ポイント・コンバージョンをやるべきタイミングを考えてみましょ。
やりたいときにやらせてあげたらいいじゃない!
ま、そうなんだけどさ。
とりあえずの目安は、
・どうしても2点ほしいとき
・失敗して1点も入らなくてもいいとき
の2つです。
まず、どうしても2点ほしいときだね。
一番分かりやすいのは、残り時間がなくなると同時にタッチダウンして、あとはトライ・フォー・ポイントだけで試合終了という状況で、2点差で負けてるとき。
これはもう2ポイント狙うしかないね。
残り2分で16点差で負けてるときっていうのもわかりやすい。2回タッチダウンしても7点ずつだと14点、3回攻撃する時間はない、だから2点を狙わないとだめ。
11点差で負けてるときなんかもそうだね。8点取れれば、あとはFGで同点になれる、7点だと次もタッチダウンじゃないと負けちゃう。
こんな感じで、どうしても2点ほしいっていうのは、大体残り時間が少なくなってきた負けてるチームに起こる。
失敗して1点も入らなくていいときっていうのは、とりあえず2点狙ってみようかなー、って感じのとき?
ハンバーグもエビフライも食べたいから、とりあえず両方にしとこうかなーって感じ?
お前の例えはわかりにくいぞ。
まあ食いたきゃ食っとけばいいと思うよ。
たとえば、あんまりないシチュエーションだけど、5点差で負けてるときにタッチダウンしたら、とりあえず6点入る。ってことは、1点リードすることになるね。
ここでPATで1点とっても2点差。FGで逆転されちゃう点差にしかならない。したがって、1点差のままの場合とほとんど実質的には変わらないリードだね。
でもPATでうまく2点とれれば3点差。FGされても同点にしかならない。
つまり、
・1点だけとってもあんまり意味ない
・2点とれると結構良い感じ
という状況がたまにあるってことね。
こういうときは残り時間に関係なく2ポイント・コンバージョンがありうるよ。
あとはヘッドコーチの性格次第だけどね。
強いときは2枚、弱いときは1枚。
いいぞレイモンド、よく覚えたな















