NFLツイッタスラング

NFLツイッタスラング

twitterでよく使われるNFL用語やスラングを集めています。
twitterでは文字数を減らすためやネタ的な要素で、独特のスラングが使われることが多いので。

愛国者

ニューイングランド・ペイトリオッツのこと。
チーム名のペイトリオッツの日本語訳から。

アイシングザキッカー

FGを蹴ろうとする時に、相手チームがタイムアウトを取る行為を指す。
キッカーの集中力を落としてリズムを狂わせるのが狙い。特に試合を決める最終盤のFGの時に取られることが多い。
別名「嫌がらせタイムアウト」。タイムアウトを取った場合と取らなかった場合でFGの成功率に差があるかは不明。

アオテン

相手のブロックなどによって完全に倒されてしまい背中から地面に落ちること。
言葉の由来ははっきりしていないが、主な説には仰向けに転倒するからアオテンという意味からきている説と、青空天井の略という語感で攻めてくる説とがある。

赤旗

ヘッドコーチが投げるレッドフラッグのこと。あるいはレッドフラッグを投げてチャレンジをする行為。
この行為は、審判の判定に異議を唱えてリプレー検証を請求するためのもの。新聞ではない。

悪の帝国

ニューイングランド・ペイトリオッツのこと。
長期にわたって強いチームのことをダイナスティと言うことがあるが、その派生語として「帝国」がペイトリオッツを指すようになったと思われる。それに「悪の」をつけることで、アンチ・ペイトリオッツの立場を強調する言い方。

アゴラーの赤ちゃん

アゴラーとは、フィラデルフィア・イーグルスのワイドレシーバーである。落球が多いことで知られている。
火事になったビルの窓から赤ちゃんを外に投げて助けた人たちの、赤ちゃんを受け取った人がテレビのインタビューに答えた際に「俺はアゴラと違ってちゃんとキャッチしたぜ」と言ったことが発端。それ以来、アゴラーが落球すると、赤ちゃん死んじゃうぞ! という揶揄が飛ぶようになったとかならないとか。

アスミス

現ワシントン・レッドスキンズのQBアレックス・スミスのこと。
同じチームに複数のスミスがいたのでA.SMITHと表記されたことから、アスミスと呼ばれるようになった。声優の阿澄佳奈のニックネームと同じことから、日本のテレビ局に「イエス、アスミス」と言われされたこともある。
2005年ドラフト全体1位指名ながら、毎年のようにオフェンス・コーディネーターが変わるチーム事情もあり活躍できるようになるまで時間がかかったり、堅実なプレースタイルが嫌われて放出されたり、全体的に不遇。さらに足首の骨折という大怪我を負ったが、現在復帰を目指してリハビリ中。

アチャー(あちゃー)

ロサンゼルス・チャージャーズが試合中に見せるミスのうち、ボーンヘッドなどの非常にもったいないものを指す。あるいはそのようなミスが出た時に使う感嘆のセリフ。または合いの手。
チーム名のチャージャースと、そのミスが比較的頻繁に発生する芸風に由来する。
顔文字「(ノ∀`)」を伴うこともある。

アチャージャーズ

ロサンゼルス・チャージャーズがミスをしたとき、あるいはミスをしがちなチームであることを卑下、あるいは揶揄した呼び方。アンチでなくても半ば親しみを込めて使われる傾向がある。

あひる

ピッツバーグ・スティーラーズの3rd.QBホッジスのこと。
狩猟で使う「アヒルを呼ぶ笛」の世界チャンピオンのタイトルを獲得したことがあり、このニックネームが付いた。

アベナチ

安部奈知さんのこと。または彼独特の解説様式を指す。
元アメフト選手。NFLヨーロッパでプレー、東京で行われたNFLのプレシーズンゲームにも参加するなど、日本人トップレベルの選手だった。本職はタイトエンドだが、ロングスナッパーとしてNFLの獲得候補リストに載ることもあったという。
引退後NFL中継の解説者としても活躍したが、その居酒屋で酔っ払いが観戦しているかのような解説(絶叫)は賛否が分かれた。

兄者

元コルツ、ブロンコスのQB、ペイトン・マニングのこと。
弟のイーライ・マニングと共にNFLで活躍したので、区別のために「兄者」「兄ング」などと呼ばれた。

嵐の鈍足スクランブル

鈍足さんことペイトリオッツのQBトム・ブレイディが行うQBスクランブルを指す。
スピード、走るフォームとも、とても遅く見えるのに妙にゲインすることから畏怖と尊敬の念を込めて異名がついた。
同様にトム・ブレイディの行うQBスニークは「炎の鈍足スニーク」と呼ばれる。

アーリータイム

アメリカ時間で日曜日の午後1時から行われる試合を指す。
日本時間では、サマータイム中は午前2時、サマータイム以外の期間は午前3時。

有馬さんダブルヘッダー

NFLの実況・解説者である有馬隼人さんが、2試合続けて担当すること。プレーオフで発生することが多い。
眠そう、大変そう、頑張れ、などの声が寄せられる。

有馬さん二役

NFLの実況・解説者である有馬隼人さんが、1人で実況と解説の両方を担当すること。
解説するはずの半袖さんの遅刻により突如発生することもある。
大変そう、頑張れ、普段から実況と解説両方やってるようなもんじゃないか、などの声が寄せられる。

アル爺

故アル・デイビスのこと。
やや強引な手法でオークランド・レイダースのオーナーとなった剛の者。強い個性を持つ人が多いNFLのオーナーたちの中でも異彩を放った。
ドラフト時に身体能力が高い選手を選びがちな傾向や、「Just win ,baby.」などの名言でも知られる。

あれはフォワードパス

1999年シーズンのワイルドカードプレーオフでのBUF@TEN、残り16秒でのキックオフリターンでTENは意表を突くラテラルパスを投げ、リターンタッチダウンを奪い勝利した(このプレーはミュージックシティ・ミラクルと呼ばれる)。そのラテラルパスがフォワードパスかどうかギリギリだったため(フォワードパスは反則なので)、一部のバッファロー・ビルズのファンは「あれはフォワードパス」と言って負けを認めていない。

暗黒期

チームが弱い期間のこと。「低迷期」「再建期」とも言う。
「お前んとこずっと暗黒期だなw」はとても強い煽り言葉なので使う際は注意が必要。

安西先生

現カンサスシティ・チーフスのヘッドコーチ、アンディ・リードのこと。
バスケ漫画『スラムダンク』の主要キャラの1人である安西先生に顔や体型が似ていることから。
ただし、ここ数年のアンディ・リードはダイエットの甲斐あり、以前ほど安西先生ではない。

アンスポ

反則名「アンスポーツマン・ライク・コンダクト」の略。
スポーツマンらしくない行為、非紳士的行為にとられる反則。暴言を吐くトーンディングの反則もほぼ同じ。
タッチダウン時のセレブレーションなどのやりすぎにも適用されるが、現在は規制緩和されほとんどなくなった。

イッツ、グ〜〜ッド!

G+の実況などを担当する近藤祐司氏が、FGが決まったときに発するフレーズ。
同義語:It’s GOOD━━━(∩・ω・)∩━━∩(・ω・∩)━━━!!!!

一本目

各ポジションの先発選手を指す。スターターとも言う。
先発を一本目として、控えは二本目、その次が三本目、と表す。

妹者

ニューヨーク・ジャイアンツのQB、イーライ・マニングのこと。
兄のペイトン・マニングと共にNFLで活躍したので、区別のためにこう呼ばれた。正しくは弟であり妹ではない。「弟者」と呼ばれることもあるが、多くは「妹者」である。本名がElisha Nelson Manning IVであり、Elishaは女性名であることかららしい。

クリーブランド・ブラウンズのこと。チームのマスコットキャラが犬であることから。
かつて良いプレーをしたら犬の鳴く真似をする選手がいたのを、他の選手や観客も真似るようになったことから、犬がマスコットとして定着したらしい。
そういえば先日タッチダウンしたWRランドリーが犬の真似っぽい動きをしていましたね。

◯◯以来◯人目のQB

スターQB選手が引退してから次のQBが定着せず、チームの成績も上がらない際によく使われる表現。
現存する中では、ドルフィンズはローゼンでマリーノ以来21人目のQBである。
他にはビルズとブラウンズにもよく使われるが、両チームは2018年ドラフトでQBを1巡指名したので、彼らが定着すれば脱することになる。

イルカ(海豚)

マイアミ・ドルフィンズのこと。チーム名から。

嫌がらせタイムアウト

FGを蹴ろうとする時に、相手チームがタイムアウトを取る行為を指す。
キッカーの集中力を落としてリズムを狂わせるのが狙い。特に試合を決める最終盤のFGの時に取られることが多い。
正式(?)な表現は「アイシング・ザ・キッカー」。タイムアウトを取った場合と取らなかった場合でFGの成功率に差があるかは不明。

インセプ

インターセプトのこと。略称。
他に「INT」「インター」とも言われる。競技経験者の間では「ぎる(盗る)」「ビンゴ」などと言う人も多い。

多くの場合はヒューストン・テキサンズを指す。
バッファロー・ビルズを指している場合もある。
どちらもロゴが牛なことから。

牛ワット

ヒューストン・テキサンズのJJ・ワットのこと。
ワットは3人の兄弟がNFL選手として別々のチームに属しているので、どのワットかを示すため、チーム名を表す略称+ワットと言われることがある。

うちが育てた

成長株と思われていた選手が他のチームに移籍して活躍したときに、古巣のファンが羨望の眼差しで言う台詞。
故星野仙一氏が阪神タイガーズのシニアディレクター時代に放った「大半の中日の選手は私が育てたんだ」の言葉の変形。
サラリーキャップ制度の厳しいNFLでは選手の移籍が頻繁に起こり、シーズン中は上記の台詞がそこかしこで飛び交う。

うー・パンサーズ!

NFLクラスタ最強のリア充の1人おさちゃんが考案した叫び(?)。元は無理やりオチをつけるためのものだったらしいが、転じてテンションを上げたい時やパンサーズを応援するときに使われるようになった。ただしリア充でない者が使うと心身に負担がかかるという噂も。

うなぎ

ピッツバーグ・スティーラーズのQBベン・ロスリスバーガーのこと。パスラッシャーが掴みかけるのになぜかヌルヌルと逃げ出す様が鰻を思い出させることから。「うなベン」「鰻弁」などとも言う。

運動会

プロボウルの試合の前に数日に渡って行われるゲーム大会のこと。WRたちによるボールキャッチ競争や、QBたちによる的当て競争、ラインたちによるバケツリレー、ドッチボールなど、とんでもないアスリートが集まって和気藹々と遊ぶ。
プロボウルの試合自体は制限も多くさほど真剣さも感じられないので、運動会の方が楽しいというファンもいる。

エッジ

ほぼパスラッシュ専門でプレーするディフェンスの選手のこと。
従来は4-3ではディフェンス・エンド、3-4ではアウトサイド・ラインバッカーと呼ばれていたが、チームのシステムによってどちらでもできる選手もいるため、主にパスラッシュを役割とする選手のことをエッジ、あるいはエッジ・ラッシャーと呼ぶようになった。OLのパスプロテクションの端(エッジ)を通ってQBに迫る動きをすることが多いため。

エストニア人

元シンシナティ・ベンガルズ、インディアナポリス・コルツのDLマーガス・ハント。
出身国から。
FGブロックが得意だった。

エリート(エリートQB)

現デンバー・ブロンコスのQBジョー・フラッコのこと。またはスターターではあるものの超一流とは言えないくらいのQBを指す。
この言葉を使う人は、そのQBを本当にエリートだとは思っていないことが多い。
ボルティモア・レイブンズでスーパーボウルを制覇したフラッコが高額大型契約を結び、その価値があるのか疑問視するファンらの声に対して、俺はエリートQBだと言い放ったことが発端。

置石

でかくて重いNTやDTのこと。
重たいので動きは速くないが、ただスクリメージライン上に押されず留まっているだけで他のディフェンスの選手たちを動きやすくするという役割を持つ。

オーナー

NFLのチームの所有者のこと。
本業で巨万の富を得た大富豪が多い。まれにオークランド・レイダースの前オーナーのアル・デイビスのように本業がオーナーと言えるような人や、グリーンベイ・パッカーズのように株式会社体制のチームもある。
金持ちばかりなので非常に個性的な人物が多い様子。

お漏らし

OLがブロックに失敗してディフェンスの選手を通してしまうこと。
OLのつくるべき壁からディフェンスの選手が漏れてくる様子から。
類語→回転ドア、紙OL

オールイン

今シーズンに賭ける! という姿勢を表す。
ある程度戦力が整ってきたので今年こそスーパーボウル制覇を狙うと決意したチームが、今後数年分のドラフト権やサラリーキャップもフル活用して戦力をさらに拡充してシーズンに挑むこと。
ファンは今シーズンへの期待、後が無い不安、来年以降来るはずの辛い生活への恐怖など、色々な意味で震える。

御大

1)元クリーブランド・ブラウンズのLTジョー・トーマスのこと。
暗黒期にあるチームにおいてルーキーから10年間全スナップ出場を貫き10年連続プロボウルに選出される圧倒的なプレーぶりで尊敬を集めたことから、ベテランになるに伴ってこう呼ばれるようになった。
2)チームの大黒柱と言える大ベテランのこと。
CLEのジョー・トーマスの他にも、BALのレイ・ルイスなどもこう呼ばれることがあった。プレーにおいても精神面でもチームの支柱となる存在にしか使われない。

海賊

ミネソタ・バイキングス、タンパベイ・バッカニアーズ、オークランド・レイダースのどれかを表している。
3チームともチーム名やロゴが海賊なので文脈で判断するしかない場合が多い。使われる頻度としては、バイキングス>バッカニアーズ>レイダース、という順の印象。

回転ドア

パスプロテクションが弱いOLのこと。特にタックルの選手を指す場合が多い。
パスラッシュをするディフェンスの選手が通り過ぎるのに合わせて体を正対させるけれどブロックはできないため、ただその場で回転するだけという動きと、簡単に通ることができてQBに到達できるから、という2点から回転ドアを連想させることからと推測される。タックルの選手を指すことが多いのは、パスプロの外側を回るパスラッシャーの相手をするため回転するところがよく見えるため。
また、回転ドアまでいかない立ってるだけのOLは地蔵、いてもいなくても変わらないOLは虚無と呼ばれることもある。
なお、地蔵はポケットワークがまったくできない棒立ちのQBを指すこともあるので注意が必要。

稼ぐ嫁

ペイトリオッツのQBトム・ブレイディの配偶者であるジゼル・ブンチェンのこと。
スーパーモデルであり、収入はトム・ブレイディより多い。また、ブレイディは自身の収入よりも勝利を優先するため、能力や実績から考えると低すぎる額に年棒を抑えている。そのため、ブレイディにもっと年棒を払わなければサラリーキャップ制度が機能せず不公平だという不満を持つファンも多く、さらにブレイディ自身も「ジゼルが稼ぐから俺は給料低くても良いんだ」という旨の発言をしたため、このような揶揄が生まれた。

春日の呪い

オードリーの春日がテレビ番組『NFL倶楽部』の中で応援するチームは不調に陥るというジンクスを指す。

カトちゃん

デンバー・ブロンコス、シカゴ・べアーズ、マイアミ・ドルフィンズでプレーしたQBジェイ・カトラーのこと。
堂々とタバコを吸ったり、オフシーズンには太って腹が出てたり、パスプロが弱すぎるとチームメイトを蹴ったり、破天荒な行動で数々の伝説をつくったことから、いまだ人気が高い。

タンパベイ・バッカニアーズのQBジェイミス・ウィンストンを表す。自身がNFLにドラフトされる直前に蟹を盗んで話題になったことから。
同義語:蟹泥棒、猥褻蟹泥棒

蟹木

サンフランシスコ・フォーティナイナーズ、オークランド・レイダーズ、ボルティモア・レイブンズ、アリゾナ・カージナルスでプレーしたWRマイケル・クラブツリーのこと。
名前のクラブツリーの和訳から。1巡全体10位のドラフト順位からは物足りない成績に終わったが、愛称のキャッチーさ、相手チームの選手と試合中に殴り合うなどの突飛な行動から人気となった。

蟹泥棒

タンパベイ・バッカニアーズのQBジェイミス・ウィンストンを表す。NFLにドラフトされるのが確実と言われていた学生時代に、ウィンストンが蟹を盗んで話題になったことから。
同義語:蟹、猥褻蟹泥棒

非常に優れた選手や、頼れる選手につけられる敬称。
現コルツのアダム・ヴィナティエリ、現レイブンズのジャスティン・タッカーなど、特にキッカーにつけられることが多い。
キッカーに重圧がかかる場面が多いため、GOAT的な記録とは別の評価軸があるためと推測される。

神パント

非常に良いパントを指す言葉の最上級。
用例としては、下記の順となる。
くそパント < ミスパント < パント < ナイスパント < 神パント
概ね、相手ゴール前5ヤード以内で抑えてセーフティーのチャンスを生み出す絶妙の位置へのパントか、70ヤード以上押し戻すような飛距離の非常に大きなパントに使われる。

OLのブロックやパスプロテクションが紙のように弱くて破れやすい様を指す。
「紙OL」と言うことも。神と発音は同じだが意味合いは正反対なので注意が必要である。
紙の最上級は「濡れたお尻セレブ」。何もしなくても勝手に溶けていく様から。

鴉(カラス)

ボルティモア・レイブンズのこと。チーム名から。

ガロッポ(ガロポロ)

49ersのQBガロッポロの略称。

感謝祭

アメリカの11月第4木曜日はサンクス・ギビング・デーとして祝日になっているが、その日はNFLのレギュラーシーズンゲームが3試合行われる。また、そのうちの2試合はダラス・カウボーイズとデトロイト・ライオンズが主催するのが慣習となっている。

缶詰

グリーンベイ・パッカーズのこと。チーム創設当初にスポンサーになったのが缶詰会社だったため。チーム名のパッカーズもその名残。

顔面スナップ

2013年12月15日NE@MIAで、ドルフィンズのFGチャンス時にホルダーをしていたブランドン・フィールズ(本職はパンター)がまだプレーを始めるコールをする前に、ロングスナッパーのジョン・デニーがスナップしてしまい、その結果フィールズの顔面にボールが当たったアクシンデントを指す。語り継がれるべき面白プレーの一つ。

黄色

→黄旗

黄旗

イエローフラッグのこと。
反則があったことを示すために審判が投げる黄色い布。転じて、反則があったことそのものも指す。「黄旗でたな」などと言いうこともある。「黄色」と言うこともある。

決め打ち

プレー開始前から、ディフェンスの動きに関わらず、このタイミングでこのレシーバーに投げようと決めてあるパスプレーのこと。
転じてQBに判断させる必要のないパスプレーのことも指す。

虐殺

大量得点差で圧勝すること。

キャッツ

シンシナティ・ベンガルズのこと。
キャラクターであるベンガルタイガーを弱々しく猫と表現することで揶揄する言い方なので、主にライバルチームのファンが使う。ベンガルズファンが使っている場合は、謙遜しているか、自虐的に言っているかの場合が多い。

キャパ

元サンフランシスコ49ersのQBコリン・キャパニックの略称。
他に「キャパニ」「キャパヒー」などとも言われる。デビュー当時は日本語での発音が定まらず、NHKでは「けいぱーにっく」と呼ばれていたこともある。
政治的な活動をしていることでNFLから締め出されたと本人は主張しているが、実力的にねえ…というのがファン側の感覚である。
同義語:キャパヒー、キャパニ

キャンプ

シーズンが始まる前に、チームみんなで集まって練習する期間のこと。通常7月から8月に行われる。

巨人

(1)ニューヨーク・ジャイアンツのこと。チーム名の日本語訳から。
(2)元ニューイングランド・ペイトリオッツのTEグロンコウスキーのこと。スケールの大きな体とプレーぶりから。

虚無

まるでそこにいないかのようなパスプロをするOLのこと。パスラッシュをするディフェンスの選手が素通りしていく様から空白を連想させ、虚無と呼ばれるまでになった。
同様に役ただずのOL(特にパスプロの要となるLT)を指す言葉に「回転ドア」がある。

ギンちゃん

現ニューオリンズ・セインツのWRテッド・ギン・ジュニアのこと。名前から。
ドラフト1巡指名なのに成績的には微妙で多くのチームを渡り歩いていること、チーム運は良くプレーオフにたくさん出ていること、大事なところで落球することなどから、なんとなく目立って微笑ましく愛されている。

くそ

ダメな様。
ファンが自分の贔屓チームや関係者に向けて失望とともに使うことが多い。
相手チームに向かって使うとトラブルの元になるよ。

くつした(靴下)

ペイトリオッツのHCベリチックが持っているレッドフラッグのこと。試合中は靴下に入れて持ち歩いていることから。
また、レッドフラッグを投げると判定への異議を唱えるチャレンジを行うことになるので、その行為を指すこともある。「くつした出るか?」などと使われる。本当に靴下を投げるわけではない。

くまーズ

シカゴ・べアーズのこと。可愛く言ってみたものと思われる。
可愛い言い方なので弱そうに聞こえることもあるが、ライバルチームのファンだけでなくべアーズファンもわりと使う。

組長

カロライナ・パンサーズのHCロン・リベラのこと。風貌がヤクザなので。また、仲間や一般人には優しいことも共通しているとかいないとか。

黒にゃんこ

カロライナ・パンサーズのこと。チームのロゴであるパンサーが猫科で黒く描かれていることから。
「白にゃんこ」はデトロイト・ライオンズを指す。

◯◯劇場

ある特定の選手が悪目立ちすること。
例えば、現マイアミ・ドルフィンズのQBライアン・フィッツパトリックが前半で2つのタッチダウンパスと1つのスクランブルでのラッシング・タッチダウンを決めたものの、後半では3つのインターセプトと2つのファンブルをしたような場合に、「フィッツパトリック劇場」と言ったりする。
また、蟹さんはナチュラルボーン劇場型プレイヤー。

◯◯ゲート

選手やコーチなどのチーム関係者がルール違反をした疑いが持たれ、NFLが調査を行う際の呼ばれ方。
過去には、相手チームの選手を怪我させたら賞金を出す(バウンティーゲート)、相手チームのサインを盗撮する(スパイゲート)、ボールの空気圧を抜く(デフレートゲート)などの疑惑があった。

減圧さん

ニューイングランド・ペイトリオッツのQBトム・ブレイディのこと。
2014年シーズンのAFCチャンピオンシップゲームで、故意にルールで定められた範囲外までボールの空気圧を低くするよう依頼した疑惑が持たれたことから。減圧支持疑惑についてはデフレートゲート(Deflategate)と呼ばれる。
疑惑の調査は、ブレイディがNFLに協力せず、その判断材料になるメールの履歴が残っているはずの携帯電話を破壊したことで頓挫した。その証拠隠滅とも見られかねない行動と、非協力的だったことに対してNFLがペナルティを課したことから、たぶん黒というイメージが定着して今に至る。

ごいーん

フィールドゴールをポストに当てること。英語ではdoink。
元シカゴ・べアーズ(他)のキッカー、コーディ・パーキーの得意なプレー。1試合に2度のごいーん、試合終了間際のサヨナラごいーん、なども達成している。

コーザーさん

元クリーブランド・ブラウンズのQBバーニー・コーザーのこと。
個人成績、チーム成績ともにさほど目立ってはいないものの、その立ち居振る舞い、ドロップバックやスローイングの動作がギクシャクしてることなどからカルト的な人気を博した。

ごりごり(ゴリゴリ)

力づくで押し進むランプレーや、そのようなランプレーを多用するオフェンスのドライブ、ゲームプランなどを指す。
「今日はゴリゴリ行ってるねー!」などと言う。
転じて、力づくで解決することや無理やり行うこと、単なる強調も表す。「ゴリゴリにテーピンクして出場」「ゴリゴリのおっさん」など。

コルツのオーナー

ジム・アーセイのこと。またはそのエキセントリックな行動のことを指す。
ジム・アーセイがお酒とお薬が大好きで時に奇抜な行動をとることから。

コンバイン

ドラフト前に行われる、ドラフト候補選手の基礎体力や運動能力を計測する会。
プロ入りを希望するカレッジ選手のうち、ドラフトされる見込みのある有望な選手が招待される。

再建期

チームの成績が低迷している期間のこと。本当にチームが再建途中で将来に希望が見出せているかどうかは関係なく、ポジティブさを装って「再建期」と言っておくことが多い。
ただ単にチームの成績が低迷していることだけを表す言い方には「暗黒期」「ドアマット期」などがある。

さくせん◯◯

◯◯には個人技の非常に優れた選手名が入ることが多い。極端にその選手に頼ったプレーのこと、あるいはそのようなプレーが多く使われること。
プレーのデザインやシステム、駆け引きなどを捨ててスター選手にまかせてしまう、脳筋的行為ともされる。そのため、ときに自虐や妬み、口惜しさなどの感情が含まれる。
作戦◯◯、戦術○○とも言われる。

サラリーキャップ

NFLが定める、チームの選手に支払う報酬の合計金額の上限の事。全チーム同じ額のお金しか使えなくすることで、戦力を均衡させようという狙いがある。
近年では報酬を長期の分割払いにしたりして先送りにすることで、目先の使える金額を増やす手法も多く使われるようになっている。

ザル

パス・ディフェンスが弱い様を表す。
ディフェンスの選手によるパスカバーを目の荒いザルに見立てて、投げられたパスがするすると間を通って成功してしまうことを表現している。

サンディエゴは田舎

2004年にドラフト全体1位で当時のサンディエゴ・チャージャーズに指名されたイーライ・マニング(と父親)が「サンディエゴみたいな田舎には行きたくない」と言って契約を渋った事件のこと。結局イーライはドラフト全体4位でニューヨーク・ジャイアンツに指名されたフィリップ・リバースとトレードされ、大都会ニューヨークでプレーした。

三凡

オフェンスがそのドライブで一度もファーストダウンを取れずにパントを蹴って攻守交代になること。
英語では 3 and outと表現する。3回プレーしてフィールドを出る(ベンチに引っ込む)ということだが、日本語でポピュラーな野球用語である三者凡退になぞらえて三凡と言うようになった。

死体蹴り

すでに十分な得点差がついて勝負が決していると思われる試合で、勝っているチームが時間を消費するプレーをすることなくさらに得点しようとすること。

ジゼル様

ペイトリオッツのQBトム・ブレイディの配偶者であるジゼル・ブンチェンのこと。
トム・ブレイディよりも稼ぎも多く、私生活面でも強そうなことから「様」づけで呼ばれる。
参照→稼ぐ嫁

地蔵

動かない、あるいは動けない選手のこと。
パスプロテクション時に全く動かずにディフェンスの選手を素通りさせてしまうOLや、パスプレーの時にポケットの中で全く動かずに簡単にパスラッシュに捕まってしまうQBなどを指す。

しましま

シンシナティ・ベンガルズのこと。ロゴになっているベンガルタイガーの柄が縞々模様だから。
「キャッツ」「猫」と同様に可愛さを出して弱そうに言い表す目的があると思われる。そのため、主にライバルチームのファンが使う言い方。ベンガルズファンが使う場合は謙遜や自虐の意味が込められることが多い。

ジミーG

サンフランシスコ49ersのQBジミー・ガロッポロのこと。
アメリカ現地での言い方から。ガロッポロは名前が長いのでツイッタ上ではいろいろな略され方をしている。
参照:ガロッポ、ガロポロ

ジャマカス

2007年のドラフト全体1位で当時のオークランド・レイダースに指名されたLSU出身のQBジャマーカス・ラッセルのこと。
その後3年間で31試合に出場したが、チームは7勝に止まった。個人成績もパス成功率52.1%、18TD、23INT、15ファンブルロストと伸びずにそのまま解雇。不真面目な練習態度、乱れた生活などもあり、史上最大のバストとも言われた選手。日本語の語感から「邪魔」「カス」を連想させる略し方になった。
転じてバストの選手を指してジャマカスと言うこともある。

酋長

カンサスシティ・チーフスのこと。チーム名から。

自由の女神

スナップを受けたQBが利き手でパスを投げるふりをしながら、逆の手でRBにハンドオフをするプレーのこと。または、ショットガンフォーメーションでスナップが高く乱れてQBがそれを取るためにジャンプするふりをして、実はRBがスナップを受けて走るプレーのこと。
どちらもQBの動作や態勢が自由の女神っぽいため。

12人いた!

アメリカンフットボールは1チーム11人で行う競技なので12人が参加すると反則になる。オフェンスはハドルが解けたとき、ディフェンスはプレーが始まったときに12人以上フィールドにいると反則。交代が自由なためこの反則を犯しやすい。
言葉の由来は不明だが、萩尾望都の漫画『11人いる!』からきていると思われる。

情報遮断

NFLはほとんどの試合がアメリカで行われるため、日本時間では深夜や平日昼間となる。そのため生中継を見られない人が、結果などを知らないままで録画放送や配信を見たい場合には、試合に関する情報に触れないようにしなければならない。その行為を情報遮断と言う。
ネットが発達しSNSが生活に溶け込むごとに難しくなってきていて、ついうっかり結果を知ってしまった人の悲鳴が目に入ることも少なくない。結果を知ってしまうことをネタバレと言う。

女子高生

グリーンベイ・パッカーズのパンター、JK・スコットのこと。名前のJKから。

ショルダー

ショルダーパッドのこと。プロテクターの1つで、上半身の胸と肩を守るもの。

白にゃんこ

デトロイト・ライオンズのこと。チームのロゴから。
「黒にゃんこ」はカロライナ・パンサーズを指す。

シングルハイ

ディフェンスのパスカバーの種類の1つ。セーフティーが1人でディープゾーンをカバーするもの。
シングル=1人。ハイ=オフェンスを下、ディフェンスを上にして図にすると図の上部をセーフティーが守ることになる。という意味だと思われる。
実際はセーフティーが1人ですべて守るわけではなく、CBなどがマンツーマンでWRを守っているサポートをしたり、一部カバー仕切れないレシーバーを守ることがほとんど。とはいえ非常に広い範囲を担当しなければならないので、シングルハイがきちんとできるセーフティーは非常に貴重である。
例文:ブリッツ専用DBにシングルハイやらせるなんて自殺行為だろ。

スキンズ

ワシントン・レッドスキンズの略称。
特に古くからのファンが使う。最近は人種差別的な観点から使われることは少なくなっている様子。

すーさん

現タンパベイ・バッカニアーズのDTダムコング・スーのこと。
時折相手チームのQBを踏みつけるほどの乱暴者だが、なぜか可愛らしく呼ばれる。

スターター

試合に先発する選手のこと。特にオフェンスとディフェンスの各11人。
アメフトは交代が自由なので実際の出場割合的にはそれほど意味がない場合もあるが、スタッツ上でも試合出場数と先発出場数は分けて記載されたりもする。

スニーク専用QB

元ニューヨーク・ジャイアンツのQBジャレッド・ローレンゼンのこと。
QBらしからぬ280ポンドを超える巨躯で活躍した。スーパーボウルを制覇した2007年シーズン中、QBスニークに適した状況になるとスターターQBイーライ・マニングと交代して入り、予想通りのQBスニークを決めて数多くのファーストダウンを獲得した。

スーパー

スーパーボウルのこと。
SBと略されることも。

スーパーラックさんタイム

元インディアナポリス・コルツのQBアンドリュー・ラックは、試合終盤になると突然調子が良くなり、負けている試合でも短時間で逆転することが多かった。その時間帯やラックの状態を指して「スーパーラックさんタイムはじまった」などと言った。

スプレッド・オフェンス

オフェンスが選手をフィールド全体に幅広く配置、動かすのをコンセプトにした攻め方のこと。
ディフェンスの選手はオフェンスの選手についていかなくてはならないため、オフェンスの選手が広がれば、いわばフィールドの人口密度が低くなる。ディフェンスをできるだけスカスカにさせて、その隙間を攻めようという方法。

スペ体質

すぐに怪我をする選手のこと。
ファミコンの『スペランカー』というゲームは死亡判定が非常に厳しく、プレイヤーの操作するキャラがちょっとしたことで死んでしまった。そこから転じて、ちょっとしたことですぐに怪我をしてしまう選手を指すようになった。

スラッシュ

元ピッツバーグ・スティーラーズ(他)のコーデル・スチュワートのこと。
1995年ドラフト2巡。ドラフトではQBとしての指名だったが、そのほかにWRやRBとしても、さらにパントも蹴れるという触れ込みでプロ入りした選手。いわば現在のテイサム・ヒルの原型だが、当時は彼のポジションを表すのに「QB/WR/RB/P」という羅列する形式を取った。そこから羅列のための記号スラッシュ「/」があだ名になった。
選手として大成したか、チームの勝利に貢献したかっていうと、微妙なところ。

聖者

ニューオリンズ・セインツのこと。チーム名から。

戦車道

タンクをすることや、タンクをする意識がチームやファンに浸透していることを指す。
タンク=戦車という連想から、アニメ『ガールズアンドパンツァー』内の架空の競技「戦車道」を結びつけたものと推測される。
ちなみにタンクとは、すでに現シーズンの勝利を諦めたチームが、来年以降の成績を上げるために、現シーズンは勝てなくても良いと割り切る、あるいはわざと負けること。現シーズンの勝ち星が少なければ、来シーズンのドラフト順位が良くなる、弱い相手と対戦できる、などのメリットがあるため。力を溜める、という意味で貯水タンクやガスタンクなどのタンクが由来だと推測される。

戦術◯◯

◯◯には個人技の非常に優れた選手名が入ることが多い。極端にその選手に頼ったプレーのこと、あるいはそのようなプレーが多く使われること。
プレーのデザインやシステム、駆け引きなどを捨ててスター選手にまかせてしまう、脳筋的行為ともされる。そのため、ときに自虐や妬み、口惜しさなどの感情が含まれる。
同義語:さくせん◯◯、戦略◯◯

全体一位

ドラフトでの最初の指名のこと。全体一位で指名された選手や、その指名権を指すこともある。
その選手が全体一位に見合った活躍をすれば「さすが全体一位」となり、期待外れならば「全体一位w」などと使われる。

先発

→スターター

全日さん

ワシントン・レッドスキンズのRBエイドリアン・ピーターソンのこと。
彼は子どものころ常に走り回っていたことから父親に、一日中でも走ってられる、という意味で「all day」と呼ばれた。今でもそのあだ名を気に入っており、all dayや略したADを自身のプロジェクトなどでも使っている。それが日本語に転じて「全日」、敬称つきで「全日さん」となった。来日時には全日Tシャツも贈られた。

ダイナスティ

長期にわたって非常に強いチームのこと。
現在であればペイトリオッツ。スーパーボウルに4年連続で出場したころのビルズや、90年代の49ersなど、その時期により指すチームは異なる。

タックルできない病

ディフェンスにタックルミスが頻発して、単純なプレーでも大きくゲインされてしまう現象のこと。なぜかチーム全体に伝染する。

タックルール

2012年シーズンまで存在したルールのこと。QBがボールを投げるふりをした後の再びボールを体に近づける動きまでをパスを投げる動作として扱う、というルール。
パスを投げるために腕が前に動いている間は、いわゆるフォワードアクションと呼ばれ、ボールを落としたとしてもパス失敗になる。ところがボールを投げるふりをした後に引き戻す動作(この動作をタックと言う)はフォワードアクションとは言えない。それにも関わらず、タック中にボールを落としてもファンブルにはならなかった。見た目の感覚と適用されるルールが異なり違和感があること、ビデオリプレイが発達してパスのふりとタックの境目を判断できるようになったことから、2013年シーズン前に廃止された。
タックルールの存在が勝負を分けた最大の試合が2002年のAFCチャンピオンシップOAK@NEなので、その試合をタックルール・ゲームと呼ぶことがある。タックルールによって「得をした」ペイトリオッツが勝ったため、レイダースファンのみならずアンチNE勢からも現在でもときおり恨み節が聞かれる。実際には他の試合でも何度か適用されていた。

タージン

関西を中心に活躍する「関西No.1リポーター」「ロケの神様」の異名を持つお笑いタレント。
以前ときおりNFL中継の実況もしていた。実況中の表現も独特で、自身がレイダースファンだということも隠さなかったため、個性的でアニアックな人気があった。

多牌

元々は麻雀用語。手牌が13枚より多くなっている場合の反則。
アメフトにおいては12人以上がフィールド内でプレーした場合に適用されるToo many men on the fieldの反則を麻雀になぞらえて表現した言葉。
同義語:12人いた

ターハマ

お笑いタレントのタージンと、現日本アメリカンフットボール審判協会副理事長の濱田篤則氏のコンビのこと。あるいはNFL中継が、実況タージン、解説濱田氏であることを指す。
2人ともレイダースファンなので偏った実況解説になることで知られ、マニアックな人気があった。2015年CSテレビ局GAORAでNFL中継が打ち切られて以来行われていない。

タネヒルサック

QBがポケット内で動かずにパスラッシュを受け止めてあっさりサックされる様子。まれにファンブルを伴う。
現テネシータイタンズのQBライアン・タネヒルが、パスラッシュが来ているにも関わらずまったく逃げようとせず、ただ大人しくサックされることが由来。
より一般的に表現した言葉として、動かないQB を「地蔵」と言うことがある。

タンク

すでに現シーズンの勝利を諦めたチームが、来年以降の成績を上げるために、現シーズンは勝てなくても良いと割り切る、あるいはわざと負けること。
現シーズンの勝ち星が少なければ、来シーズンのドラフト順位が良くなる、弱い相手と対戦できる、などのメリットがあるため。力を溜める、という意味で貯水タンクやガスタンクなどのタンクが由来だと推測される。
転じて「戦車」「戦車道」などとも言われる。

炭鉱夫

サンフランシスコ・フォーティーナイナーズのこと。
チームのマスコットキャラクターが1849年に金鉱での一攫千金を目指してカリフォルニアに殺到した炭鉱夫のため。
敵チームのファンが49ersファンを煽る際などには「廃坑」と言うこともある。

チェックダウン

パスプレーのとき、基本的にQBはレシーバーが空いているのを見極めてパスを投げる。つまり、ディフェンスを引き離しているレシーバーを探す必要があるが、探す順番はあらかじめ決められていることがほとんど。1番目のレシーバーを見て、空いていたら投げる、空いていなかったら2番目のレシーバーを見て、と探していく。
また、数人の優先されるレシーバーがディフェンスを引き離せていなかったとき、またはディフェンスのパスラッシュが早くてレシーバーを探すことができなくなったとき、逃げ道として投げるレシーバーも決められていることが多い。その「逃げ」あるいは「安全策」のパスをチェックダウンと言う。セーブティーバルブと言うこともある。

チーズ

グリーンベイ・パッカーズのこと。まれにそのファンを指すこともある。
グリーンベイのあるウィスコンシン州はチーズが名物であることから。もしくは、ライバルチームのファンが使っている場合には、チーズヘッドを略してチーズと言っていることも多い。
→チーズヘッド

チーズヘッド

グリーンベイ・パッカーズのファンのこと。
グリーンベイのあるウィスコンシン州はチーズが名物であり、中に空洞のあるタイプのチーズが多い。そのため、ライバル関係にあるイリノイ州のファンたちが、ウィスコンシン州のファンのことを、頭の中がスカスカという煽りの意味を込めてチーズヘッドと呼んだのが始まりだという。ウィスコンシン州のファンはそれを受け止める形で、自らチーズ型の帽子をかぶるようになった。

チート

ニューイングランド・ペイトリオッツを指す。アンチ・ペイトリオッツのファンの間でまれに使われる。
チートは、直訳では騙す、あるいはズルをする、などの意味。スパイゲート事件を受け、チーム名とのかけあわせからチートリオッツという言い方が生まれと推測される。その略として単にチートと言うことがある。

チートリオッツ

ニューイングランド・ペイトリオッツを指す。アンチ・ペイトリオッツのファンの間でまれに使われる。
参照:チート

ちびっこ

背の小さい選手を指して言う。概ね5フィート8インチを切るくらいの身長(170センチ前後以下)だと使われる。

クリーブランド・ブラウンズのこと。チーム名から。

茶犬

クリーブランド・ブラウンズのこと。チーム名と、マスコットキャラクターが犬であることから。

チャッキー

現オークランド・レイダースのHCジョン・グルーデンのこと。
試合中の険しい表情が、映画『チャイルド・プレイ』のメインキャラクターであるチャッキーに似ていることから。

チンスト

チンストラップの略。ヘルメットを固定するアゴ紐に当たるパーツ。

墜落機

ニューヨーク・ジェッツのこと。ライバルチームのファンが煽りを込めて言う。

月亭

元シンシナティ・ベンガルズ(他)のQB、A. J. マッキャロンのこと。
月亭方正(山崎邦正)に顔が似ていることから。

ディスティニー

元ダラス・カウボーイズのQBトニー・ロモ、あるいは彼の最大のミスとなったプレーを指す。または大舞台でミスをすること、そのミスを延々といじられ続けることなどを指すこともある。
トニー・ロモは、ドラフト外でのプロ入りながら2006年にスターターの座を得て、チームも躍進させた。しかしその年のプレーオフの試合終盤、逆転FGを狙う場面でホルダーとしてスナップを取り損ねて得点できず、そのままチームも破れた。そこから、そのプレー自体、また、大舞台の大切な場面でミスをすることを「ロモる」と言うようになった。
その後、NHKが作るNFL総集編やプレーオフの番組宣伝VTRなどには、常にロモったプレーに「destiny」という文字が重ねられて使われるようになり、その慣習はいまだに続いている。そのためロモには気の毒なことに、日本のNFLファンには「ロモ」=「ロモる」=「ディスティニー」、ロモがロモったのは運命、という刷り込みが出来上がった。

テイサムヒル

ニューオリンズ・セインツのQBテイサム・ヒルのこと。またはテイサム・ヒルが登場した時の掛け声。まれに意味を持たない雄叫びや挨拶としても使われる。
テイサム・ヒルはQB登録ながら、その他にもWR、RB、スペシャルチームなど多くの役割をこなすことから、一部で熱狂的な人気がある。

ディビジョナル

ディビジョナル・プレーオフの略。DIV、DP、など書かれることもある。
ポストシーズンの2回戦に当たり、両カンファレンスの第1、第2シードが登場する、いよいよプレーオフも本番と感じられる試合。

テオの彼女

存在しない人、幻影、妄想などを意味する。
元サンディエゴ・チャージャーズ、現ニューオリンズ・セインツのマンタイ・テオは学生時代、ネット上で知り合った女性と交際していたが、その女性は亡くなってしまったと公表していた。しかし後に、テオはその女性と実際に会ったことはなく、現実には存在しなかったと判明した。相手については不明ながら、いわゆるネカマ的なものに騙されていたと推測される。
この出来事は、テオが当時ドラフト1巡候補でありすでに有名だったため、ゴシップ的に報道された。この事件で一部の層はテオに対する好感度をあげることにもなったが、その後もテオはいじられ続けている。例えば、ボールキャリアがタックルに来る相手を跳び越そうとしてジャンプしたが、相手が止まったことでただジャンプしただけになったようなときに、テオの彼女を飛び越えた、などと言われることがある。

テキキチ

適当においてきっちり測る、の略。
ファーストダウンが取れているかどうか微妙なときは、審判が10ydsのチェーンを使って、10yds進んだかを厳密に測定する。しかし、どこまで進んだかについてはわりと適当にボールを置くことが多い。
その様から、適当においてきっちり測るという言葉が生まれ、さらに略されてテキキチと言われるようになった。

ピッツバーグ・スティーラーズのこと。チーム名から。

鉄ワット

ピッツバーグ・スティーラーズのOLB、T.J.ワットのこと。
ワットは3人の兄弟がNFL選手として別々のチームに属しているので、どのワットかを示すため、チーム名を表す略称+ワットと言われることがある。

デュアル

パスを投げるだけでなく、自分で走ることもできるタイプのQBのこと。デュアル・スレッドの略。
反義語:ポケットパサー

電ワット

ロサンゼルス・チャージャーズのFBデレク・ワットのこと。
ワットは3人の兄弟がNFL選手として別々のチームに属しているので、どのワットかを示すため、チーム名を表す略称+ワットと言われることがある。

ドアマット

弱いチームのこと。抵抗できず踏みつけられるだけなことから。

ドイツ人

インディアナポリス・コルツの2013年ドラフト1巡であるDE ビョーン・ワーナーのこと。
出身国から。
ロバート・マシスの後継者のパスラッシャーとして期待されたが、スターターにもなれずカットされた。

取ってくれパス

QBが高く遠くへ投げ上げるパスのこと。典型的なのはヘイル・メアリー。下手くそなバックショルダーなども含まれる。
パスルートもあまり関係なく、高く投げ上げるためレシーバーだけでなくディフェンスの選手も追いつくので、あとはレシーバー任せになる。そこからついた呼び方。

トムソソソソ

元サンディエゴ・チャージャーズ、元ニューヨーク・ジェッツのRBラダニアン・トムリンソンのこと。
「リ」「ン」「ソ」の文字が似ていることから、こう表記されることがある。
また、「ソ」の数は際限なく増える。例:トムソソソソソソソソ

シンシナティ・ベンガルズのこと。
チーム名やロゴから。

鈍足さん

ニューイングランド・ペイトリオッツのQBトム・ブレイディのこと。
足が遅いこと、実際の遅さ以上に遅く見える走り方をすること、でも意外とゲインすることから。「鈍足スクランブル」、「鈍足スニーク」と言った場合、ボールキャリアはブレイディである。意外とゲインすることから畏怖の念を込めて必殺技っぽく「嵐の鈍足スクランブル」「炎の鈍足スニーク」と言うこともある。

ナイナーズ

サンフランシスコ・フォーティーナイナーズのこと。

殴り合い

両チームが得点を大量に取り合う試合のこと。
オフェンスが有利になるルール改定がなされる傾向にあるので、近年増加傾向。

なまら

クリーブランド・ブラウンズのQBベイカー・メイフィールドのこと。
NFLドラフトに向けて主要な選手をチェックしていた、にーさん(北海道在住)がメイフィールドについて手帳に「なまら生意気」とメモしていたことから。

なめこ

マーク・デービス、現レイダースオーナー。アル・デービスの後任として同職。ビートルズに憧れ、マッシュルームカットにするも髪質の関係で「なめこ」化。チームの敗戦後GM、HC、QBを変えろ…ではなく、「床屋を変えろ!」とヤジられルのは、NFLで彼だけ。
#NFLツイッタスラング

日テレの実況

うるさいだけで試合の内容や選手のことが伝わってこない実況を指す。
日本テレビやG+の放送以外でも、実況の質が低いときには「今日のアナウンサー、日テレの実況かよ」などと使われることもある。

ぬ!

タッチダウンしたことを表す。
G+などでNFL中継の実況などを担当する近藤祐司さんが、タッチダウンを実況する際に「たっちだうーん ぬ!」と発音することから、特徴的な「ぬ!」だけでタッチダウンがあったとわかるようになった。近藤祐司さんが実況する試合が放送されているときに頻発する。

ぬるぬる

ボールキャリアがタックルを受けても倒れずに走り続ける様。
タックルするディフェンスの選手がボールキャリアを掴みきれずに逃してしまう様子からきていると推測される。特にパワー系RBなどの、ディフェンスに当たり負けない選手がボールを持ったときに起こりやすい。

濡れたお尻セレブ

とんでもなく弱いパスプロテクション、またはそのOL陣のこと。
パスポロてくションが弱いことを「紙」と表現することがあるが、その最上級である。

寝る

日本時間の深夜にNFLを生観戦している人が「寝る」とツイートした場合、その人の応援しているチームは絶望的な状況にあるので深く理由を訊ねてはいけない。

主にシンシナティ・ベンガルズを指す。チームのロゴは本来は虎だが、弱そうに表現するためにあえて猫と言うことが多い。ライバルチームのファンが煽りの意味を込めて言うだけでなく、ベンガルズファンも自虐を込めて使う場合がある。
また、他の猫科の動物をロゴにしたチームを指すこともある。

ネタバレ

試合中継の録画を見る前に、試合結果を知ってしまうこと。
NFLは当然ながらアメリカ時間で行われるので、日本人の一般的な生活サイクルでは生中継を観られないことも多い。そのために発生する悲劇。

呪い

本来活躍するはずの選手や、勝つはずのチームがスランプに陥ることがある。その原因を特定の人や物に押し付けること。
春日の呪い:オードリー春日がテレビ番組『NFL倶楽部』で応援したチームは勝てなくなる。
マッデンの呪い:ゲームソフト「マッデン」のパッケージに使われた選手は活躍できなくなる。
フィッツの呪い:QBライアン・フィッツパトリックを控えにすると、そのチームのスターターQBが怪我やスランプに見舞われる。
などがある。

廃坑

サンフランシスコ・フォーティーナイナーズのこと。
チームのマスコットキャラクターは1849年に金鉱での一攫千金を目指してカリフォルニアに殺到した炭鉱夫だが、ライバルチームのファンが49ersファンを煽る際などに「廃坑」と言うことがある。

橋水

現ニューオリンズ・セインツのQBテディ・ブリッジウォーターのこと。
名前を日本語に直訳したもの。

バスト

ドラフト高順位で指名されたものの、期待通りの活躍ができない選手のこと。
英単語bustのカタカナ表記。

パッツ

ニューイングランド・ペイトリオッツのこと。
Patriotsの略でPats。

パトピー

アリゾナ・カーディナルスのCBパトリック・ピーターソンのこと。
インターセプトが多いのでディフェンスの選手としてはツイートなどに登場することも多いが、名前が長いので略されたものと推測される。

パパジョン

アメリカのピザ宅配チェーン、Papa John’s Pizzaのこと。
2018年まで数年間NFLの公式スポンサーだったため、試合中継中にもたくさんCMが流れた。日本で深夜に試合を観ているファンの胃袋には強烈な飯テロとなった。現在はピザハットがパパジョンズに替わってスポンサー枠に入っている。

ハーボウル

2012年シーズンの第47回スーパーボウルのこと。
ボルティモア・レイブンズとサンフランシスコ・フォーティーナイナーズの対戦となったが、レイブンズのHCがジョン・ハーボー(兄)、フォーティーナイナーズのHCがジム・ハーボー(弟)の兄弟対決だったことから。

ハム

ハムストリング(裏腿の筋肉)のこと。
押し合うスポーツであるアメリカンフットボールでは重要とされている筋肉であり、負担も大きいため肉離れなどの怪我をする選手も多い。試合中に足を引きずってサイドラインへ下がる選手が出たら「これはハムだな」などと言っておくと通っぽい。

半袖さん

G+などのNFL中継で解説を担当する村田斉潔さんのこと。
NFLのシーズンは秋から冬なので、テレビ中継の解説者もそれに合わせた服装をすることが多い中、村田斉潔さんは常に半袖Tシャツであることからつけられたニックネーム。
本人曰く半袖スタイルは「脇汗をかくから」だとか。なお、NHKでボウルゲームの解説をした時はまさかのスーツ姿で登場したため有馬さんのFacebookでは「事件」といじられていた。
カンサスシティ・チーフスの大ファンだが、解説中はそれを押し殺して話すものの、勝っているときにはついついニヤけてしまうことでも知られている。龍谷大学アメリカンフットボール部のヘッドコーチでもある。

ハンドオフマシーン

パスを投げないQBのこと。
多くは控え選手で、パスを投げさせるのが不安なことから、ランプレーばかりになるときに出現する。

ピック6

インターセプト・リターン・タッチダウンのこと。
ディフェンスの選手がパスを取って(ピック)、そのままタッチダウンすると6点入ることから。

現マイアミ・ドルフィンズのQBライアン・フィッツパトリックのこと。ヒゲのボリュームがすごいから。
まれにグリーンベイ・パッカーズのQBアーロン・ロジャースを指すこともある。特徴的なヒゲを整えていることが多いため。

髭の呪い

現マイアミ・ドルフィンズのQBライアン・フィッツパトリックを控えQBにすると、そのチームのスターターQBが怪我をしたりスランプに陥ったりして、いつのまにかフィッツパトリックが先発出場する。複数のチームでこの現象が発生したので、呪いとささやかれるようになった。

ロサンゼルス・ラムズのこと。
チーム名から。

セーフティーのこと。
ディフェンスが、ボールキャリアをオフェンスチームのエンドゾーン内で止めると、ディフェンスの得点となる。そのプレーをセーフティーと言うが、それを示す審判のゼスチャーが頭の上で両手のひらを合わせる形で、漢字の「人」に見えることから。

人マニア

人、つまりセーフティーを愛好するファンのこと。
セーフティーは滅多に起こらないプレーであり、2点という通常入らない得点が加算されて試合がより複雑になる。そのため一部の好事家に人気がある。

人マニア集合

セーフティーが起こりそうな状況になったときに、セーフティー愛好家がツイートする。セーフティーが起こりそうだから見てくれ、という意味。

人マニア解散

セーフティーが期待される状況だったものの、オフェンスがゲインしてその危機を脱したことを示す。セーフティー愛好家が落胆とともにツイートする。

ひも

ニューイングランド・ペイトリオッツのQBトム・ブレイディのこと。
配偶者であるスーパーモデルのジゼル・ブンチェンの方が収入が多いことに加え、ブレイディが実績からすると不当に低いサラリーでプレーしていることで、サラリーキャップの面でチームが有利になっていることを妬ましく思っているライバルチームのファンなどが使う呼び方。

プレーオフのこと。
文字数節約のため、弱小チームのファンだからプレーオフって堂々と言うのが恥ずかしい、などの理由から使われると推測される。

ファンタジー的に

ファンタジーフットボールの都合では…という意味。
ファンタジーフットボールとは、自分の好きな選手を集めて自分独自のチームをつくって他の参加者と対戦するゲーム。選手たちが現実の試合で活躍した程度により得点が加算され、勝敗が決まる。
そのため、ファンタジーフットボールに参加していると、自分のファンタジーフットボールのチームにいる選手を応援することになる。その結果、本来は応援するはずのないチームであっても「ファンタジー的に頑張れ」と言ったり、自分の応援するチームが負けているのに「ファンタジー的に美味しい」と言うような事態が生まれる。

フェイス

ヘルメットの正面についているフェイスガードのこと。あるいはそれを掴んでしまうフェイスマスクという反則のこと。

フラっ子(フラっ娘)

現デンバー・ブロンコスのQBジョー・フラッコのこと。
そのプレーぶりが、爆発力はあるが不安定であるため、調子の悪いときを指してこう呼ばれる。「今日はフラッコかフラっ子か、どっちかな」など。
悪い状態を指してフラッ娘と書くのは女性軽視だという意見もあるとかないとか。

現インディアナポリス・コルツのQBジャコビー・ブリセットのこと。
名前から。

フリーク

身体能力が非常に高い選手のこと。特にドラフト前のコンバインで身体能力の高さを示した選手を指す。まだプロでフットボールをプレーしたわけではないので、フリークといえど良い選手になるかはわからない。

ブリちゃん

現インディアナポリス・コルツのQBジャコビー・ブリセットのこと。
名前から。

ブリッツ専用DB

本来パスカバーが役割のDBであるにも関わらず、ブリッツをする割合が非常に多い選手のこと。暗にパスカバーが下手な選手だ、という意味を込めていることが多い。

フリフリ

フリー・フリッカーの略。
英語のスペルはflea flicker。ノミが飛び跳ねる様子の意味。オフェンスのトリックプレーで、QBが一度ボールをRBなどに渡してから、RBがもう一度QBにボールを戻してパスを投げたり、RBがそのままパスを投げたりするもの。ボールが動き回ることが名前の由来になっている。

ブレ公

ニューイングランド・ペイトリオッツのQBトム・ブレイディのこと。
主にライバルチームのファンが使う呼び方。

プレシーズン

NFLのシーズンは、まず16試合で争われる。その本戦開始前の、練習試合のようなものをプレシーズンゲームと呼ぶ。その間に有望な選手を見極めて、シーズンに備える。
2019年現在では、プレシーズンは4試合。2020年はコロナウイルスの影響で行われなかった。今後、プレシーズンを2試合に減らし、その分シーズン本番の試合を増やすという案もある。

ブレーデー様

ニューイングランド・ペイトリオッツのQBトム・ブレイディのこと。
確かに偉大な選手だから尊敬はしているのだが、やはり多少の揶揄は込めたい、というライバルチームのファンなどが使うことが多い表記。

ブンチェンのひも

→ひも

ペイツ

ニューイングランド・ペイトリオッツのこと。チーム名から。
文字数省略のためと思われるが、語感的にいまいちかっこよくないなのでファン以外が使っていると推測される。

ヘイルメアリー

試合最終盤、まともに攻撃しても時間が足りないときに投げられる超ロングパスのこと。
由来はHail Mary、ラテン語のアヴェ・マリアであり、聖母マリアへの祈りの言葉。要するに神頼みのプレー。別名「取ってくれパス」。
プロのQBなら50〜70ydsくらい飛ぶ。レシーバーが走る時間を稼ぐために非常に高く投げ上げられ、落ちてくるボールをオフェンスとディフェンスの選手が奪い合う形になる。システムも戦略も関係ないプレー。
成功率は非常に低く、NFL全体で年に1回くらいは成功することもあるかな、という程度の印象。それだけに成功すると大騒ぎ、それで負けたチームのダメージは大きい。

ペッツ

ニューイングランド・ペイトリオッツのこと。チーム名から。
文字数省略のためと思われるが、語感的にいまいちかっこよくないなのでファン以外が使っていると推測される。

ベリチー

ニューイングランド・ペイトリオッツのHCビル・ベリチックのこと。
文字数省略のためと思われるが、語感的にいまいちかっこよくないなのでファン以外が使っていると推測される。

フレッシュ

オフェンスがファーストダウンを取ること。
40代以上の競技経験者が使いがちな印象。

ボーイズ

ダラス・カウボーイズのこと。

ほうせい

元シンシナティ・ベンガルズ(他)のQB、A. J. マッキャロンのこと。
山崎邦正に顔が似ていることから。

ポケットパサー

自分で走ることは少なく、パスを投げるのを主な役割とするQBのこと。
OLがパスプロテクションをする際に形作るブロックの壁をつくり、それをポケットという。その内側に留まってパスを投げることがほとんどなのでポケットパサーと呼ばれる。

ポゼ

ポゼッションの略。攻撃機会のこと。
◯ポゼ差(例:3ポゼ差)と言った場合には、得点差を埋めるのに負けている方のチームが最低でも3回攻撃権を得る必要があることを示す。

炎の鈍足スニーク

鈍足さんことNEのQBブレイディが行うQBスニークを指す。意外と頻繁にやる上、成功率も高いので異名がついた。
鈍足なのはスニークにはあまり関係ないが慣例的にこう呼ばれる。

ほのどん

炎の鈍足スニークの略。ブレイディがスニークをしたときに合いの手的にツイートされる。

ホホホイヤー

現インディアナポリス・コルツのQBブライアン・ホイヤーのこと。
基本的に控えQBなので試合にはあまり出場しないが、QBの交代は目立つので出てくるとツイートされる。その時にホホホイヤー、ホホホイ、などと呼ばれることが多い。
ホの数は際限なく増える。例:ホホホホホホホイヤー

ボール警察

ラグビーとアメフトのボールを間違えて使っていることを指摘する人のこと。
日本ではアメリカンフットボールとラグビーは共に一般的に詳しくは知られていないスポーツのため、2つはよく混同される。特にボールは区別がつきにくく、ポスターや時にはテレビ番組でも、題材がラグビーなのに使われているボールがアメフトのボールということが発生する。その現場に駆けつけるのがボール警察である。2019年ラグビーワールドカップ開催期間中には特に多く出現した。
ただしボール警察には、面白がって茶化す課と、本気で怒る課、2つの部署が存在するので注意。

ポロリ

ボールを落とすこと。捕れるはずのパスを落としたことにも、ボールキャリアが持っているボールをファンブルしたことにも使う。
似た言葉に「マフる」がある。こちらはファンブルと、キックオフやパントでリターナーが捕り損ねた際に使われることが多い。

マイアミミラクル

2018年のNE@MIAで発生した逆転サヨナラタッチダウンのこと。
最後のプレーでヘイルメアリーパスではなく、ラテラルパスを繋いでタッチダウンに至った。ペイトリオッツは12月のマイアミでよく負けるので、それらすべてをマイアミ・ミラクルと言うハードルの低い奇跡もある。

マイキー現象

静かな場所で試合観戦中に
ビックプレイについ反応してしまい
体がビクついたり思わず声が出たりして周りから注目を受けてしまう現象のこと。
2019 Wk11 KC@LACにて、
Mike Williamsが魅せたスーパーキャッチで
この現象が起きたことにちなんで付けられた。

マウピー

マウスピースの略。
全部が口に入るタイプだけでなく、おしゃぶり型、牙が描いてあるやつ、真ん中に穴が空いてて息が吸えるやつなど、意外とバリエーションが多い。

魔空空間

片方のチームが試合中に突然調子を崩しミスを連発して勝手に負けてしまうとき、そのチームが魔空空間に引きずり込まれたと表現することがある。語源は『宇宙刑事ギャバン』の敵キャラが主人公ギャバンを引きずりこんで戦う異空間の名称から。

マク兵衛

ロサンゼルス・ラムズのHCショーン・マクベイのこと。
うっかり八兵衛を連想させる名称でもあり、主にライバルチームファンが使う。

現ジャクソンビル・ジャガーズのTEニック・オリアリーのこと。
伝説的ゴルフ選手のジャック・ニクラウスの孫であることから。

マーサ

G+やNHKのNFL中継で解説を担当する河口正史氏のこと。もともとのニックネームとのこと。
選手としてもNFLのサマーキャンプに参加するなどしたが、開幕ロスターには残れなかった。関西弁でやや予備知識の必要な解説は好き嫌いが別れる様子。

デトロイト・ライオンズのQBマシュー・スタッフォードこと。ファーストネームのマシューから。

増田隆生

元日本テレビアナウンサー。90年代のNFL中継で実況を担当した。豊富な知識を持ち、叫びすぎず、選手名とプレーの説明を漏らさず伝える的確な実況がいまでも歴代最高峰と言われる。
2000年に異動になりスポーツ中継から離れたことで、その後の日本テレビアナウンサーは現在の惨状となっていく。
2019年、日本テレビを定年退職したことで久しぶりにG+で実況を担当し、昔を知るファンたちを喜ばせた。

マッデンの呪い

NFLを題材にしたゲームソフト「Madden NFL」は毎年1人の選手をパッケージに使用するが、その選手が怪我をしたり活躍できなくなったりする頻度が高いので、呪いと呼ばれるようになった。

◯◯マニア集合、解散(撤収)

試合中に特定のシチュエーションがくると、その試合を観戦しているファンたちのうち、そのシチュエーションが好きな人が「◯◯マニア集合」とツイートして注目を集める行為。そのシチュエーションが終わると「◯◯マニア解散」となる。セーフティーなど集合後に成功失敗が別れるものでは、成功すると「◯◯マニア歓喜」と言われることもある。
人マニア、ニーダウンマニア、チェーンマニア、設営マニア、撤収マニアなどがいるらしい。

マフる

ボールキャリアがボールをファンブルすること。また、キックオフやパントでリターナーが捕り損ねた際にも使われる。
同様の意味を表す英語表現のmuffから。元の意味は「ミスをする」「へまをする」くらいの単語らしい。

マホたん

カンサスシティ・チーフスのQBパトリック・マホームズのこと。
本名はパトリック・ラボン・マホームズ2世(Patrick Lavon Mahomes II)。愛くるしいイケメンなので、敬称「たん」がつけられるようになった。
父親は元メジャーリーガーで日本のベイスターズでもプレーした。

元クリーブランド・ブラウンズのQBジョニー・マンジールのこと。

マンデーナイトおじさん

カントリー歌手のハンク・ウィリアムス・ジュニアのこと。マンデーナイトフットボールのオープニングテーマを歌っていることから。
曲は「Are You Ready for Some Football?」と言い、毎週対戦チームに合わせて歌詞やアレンジが変わる。
オバマ大統領とその支持層への南部出身者にありがちな差別発言が問題となり、一時オープニングテーマ担当も降ろされた。トランプ大統領当選後に復帰している。

未練

元デトロイト・ライオンズで2001年から2008年までGMを務めたマット・ミレンのこと。
当て字ではあるが、未練時代のライオンズは勝率3割を切る正に暗黒期で、ファンの間で未練をクビにしろ運動が起こるほどだったのにその後数年GMを続けてついにシーズン全敗を達成するに至ったり、ドラフトでの失敗を問われてI’m so smartと言い放ったりした人物像にあっている。
なお、選手としてはジャーニーマン風ながら12年間で4度スーパーボウルを制覇した。

未練杯

毎年NFLドラフトの直前に行われている、日本のNFLファンによるモックドラフトイベント、未練・或爺杯のこと。
もともとマット・ミレンとアル・デイビスが面白指名でドラフトを盛り上げていたころに生まれたイベントだったので、この名称がつけられたという。当初はオンラインでの開催だったが、2012年ころからリアルイベントとなった。開催地は東京都内だが、主催のコミッショナーは九州から駆けつける。参加者も南は九州、北は北海道から、のみならずシンガポールや上海からの参加者も現れている。

ミュージックシティミラクル

1999年シーズンのワイルドカードプレーオフでのBUF@TEN、残り16秒でのキックオフリターンでTENは意表を突くラテラルパスを投げ、リターンタッチダウンを奪い勝利した。このプレーを指してミュージックシティ・ミラクルと呼ぶ。
なお、一部のバッファロー・ビルズのファンはまだ負けを認めていない。参照→あれはフォワードパス

民家

ピッツバーグ・スティーラズのSミンカ・フィッツパトリックのこと。
名前の当て字から。

民衆

ジャクソンビル・ジャガーズのQBガードナー・ミンシューのこと。本名はGardner Flint Minshew II。
名前の当て字から。2世まで含めて民衆2号と書くと強そうになる。

ムーアたん

現カンサスシティ・チーフスのQBマット・ムーアのこと。
わりとイケメンであり、プレーが始まるとターゲットになるレシーバーをガン見してふんわりしたパスを投げる様が愛くるしいことから、一部のファンに萌えられている。

無双

特定の選手が際立った活躍をすること。その選手の活躍が勝利の大きな要因となること。
三國無双などのプレイヤーのキャラが敵を滅多やたらに切り倒していくゲームに由来する。

飯テロ

NFL放送中に画面に現れる現地CMの食べ物のこと。ピザ、ハンバーガー、フライドチキンなど、アメリカ的高カロリー食が多い。NFL生中継の時間帯は日本では深夜なので、見ている者の胃袋を刺激する。

メット

ヘルメットのこと。

モスる

レシーバーが、パスカバーをしているディフェンス選手の頭越しにパスをもぎ取ること。通常ならディフェンスの選手がインターセプトしていてもおかしくないパスを、レシーバーがその背後から手を伸ばしてキャッチしてしまうビッグプレー。
元ミネソタ・バイキングス(他)のWRランディ・モスが得意としていたのでその名前が動詞形になったもの。英語ではMossed。
[https://www.youtube.com/watch?v=8L_vo2Ic2K0]

モバイル

走れるQBのこと。モバイルQBの略。

木綿たん

モメンタムのこと。
試合中どちらかのチームが非常に勢いづいて良いプレーが連発されることがある。その勢いのようなものをモメンタムと言う。それを一反木綿の姿で表したのが木綿たん。擬人化(?)されているので、「木綿たん来たー」「木綿たんどっちつかずフラフラしてる」などと能動的な表現ができる。一反木綿のアスキーアートで表されることもある。

山崎邦正

元シンシナティ・ベンガルズ(他)のQB、A. J. マッキャロンのこと。
山崎邦正に顔が似ていることから。

譲り合い

両チーム(の特にオフェンス)がミスをして得点の機会を逃すことが多く発生する試合のこと。どちらも相手を勝たそうとしているのでは思うほどの展開なのでこう言われる。
弱いチーム同士の対戦で発生しがち。

幽霊

QBが味方が誰もいないところにパスを投げてインターセプトされること。
ニューヨーク・ジェッツのQBサム・ダーノルドが、2019年シーズン第7週のNE@NYJで、レシーバーが誰もいないところにパスを投げてインターセプトされた際「幽霊が見えた」と言ったのをマイクに拾われ放送されたことから。

ラポポさん(ラポポート)

NFLを活動の中心とするジャーナリスト。いわゆるNFL会の事情通。
NFL界のツイ廃とも言われる。特にドラフト前やトレード期限間近はいつ寝ているのかわからないほどに選手情報をツイートし続ける。
「ラポポート」の文字を見て「ららぽーと」を思い浮かべるのが一般的日本人。「ららぽーと」を見てラポポさんを思い出すのは異端者。

ランランパス

1st.ダウンと2nd.ダウンでランプレーをしてゲインできず、3rd.ダウンロングの状況になってしまったから仕方なくパスプレーをすること。また、そのような工夫のないプレー選択のこと。
ファンが自チームに対して使う時には相当ストレスが溜まっていることが多い。

ルイージ

グリーンベイ・パッカーズのQBアーロン・ロジャースのこと。
細身の輪郭、大きな目、ヒゲ、緑のユニフォームなどの外見が似ていることから。

ルートラン

パスプレーの時にWRが走るコースのこと。WRは、どのタイミングでどこにいるべきかがあらかじめ決められていて、QBはそれに合わせてパスを投げる。その走るべきコースをルートと言ったり、そのコースの走り方をルートランと言ったりする。
ルートランの上手なWRと言った場合は、パスコースを正確に走り決められたタイミングでディフェンスを引き離して決められた場所にいることができるWR、というような意味。

レイトタイム

アメリカ東海岸時間の日曜日16時ころから開始される試合のこと。主に西海岸のスタジアムで行われる試合となる。
同13時からの試合はアーリータイムと言われる。

レッツゴー!

NFLメディアを名乗りつつ、妙に特定のチームを酷評したり、特定のチームに肩入れしたりするアカウントのこと。またはそのアカウントが運営しているメディアのこと。
そのアカウントのツイートの特徴が、短文、体言止め、文末の「レッツゴー!」などであることから。

錬金術

ドラフト時に指名権をトレードダウンして増やすこと。特にNEが行うトレードダウンを指すこともある。
例えばドラフト1巡指名権を、2巡+3巡+4巡と交換した場合、1つの指名権が3つに増える。NEのベリチックは選手の指名・獲得が上手で、ドラフト下位でもいい選手を引き当てることが多い。そのため指名順があまり影響しなくなるので、指名権の数が問題とされることから生まれた言い方と推測される。

ロマン

ファンがロマンを感じることのできる選手。または、その選手に感じている期待感。
近年の代表例はバッファロー・ビルズのQBジョシュ・アレン。
主に、身体能力が高くポテンシャルに大きな期待がかけられている選手に使われる。同時に身体能力だけで成長しないリスクもあるが、ロマンと言われる場合には肯定的に捉えていることが多い。「あいつはロマン」「ドラ1はロマンを追うべき」などと使われる。

ロモる

大舞台や勝負のかかった場面で、通常では考えにくいようなミスをすること。
元ダラス・カウボーイズのQBトニー・ロモの名前から来ている。
トニー・ロモは、ドラフト外でのプロ入りながら2006年にスターターの座を得て、チームも躍進させた。しかしその年のプレーオフの試合終盤、逆転FGを狙う場面でホルダーとしてスナップを取り損ねて得点できず、そのままチームも破れた。
類義語:ディスティニー、運命

ロリー
ピッツバーグ・スティーラーズのQBベン・ロスリスバーガーのこと。
本名が長いので略したいという動機と、かつて未成年婦女暴行で裁判沙汰になったことから生まれた略称だと推測される。

猥褻蟹泥棒

タンパベイ・バッカニアーズのQBウィンストンのこと。
Uberの女性ドライバーにセクハラを働いたこと、蟹を盗んだことから。猥褻部分の方が蟹泥棒より重罪のはずだが、「蟹」「蟹泥棒」が先に定着しすぎていたためか使われる機会は少ない。

ワイドライト

1990年シーズンの第25回スーパーボウル、残り8秒、1点差で負けていたビルズのキッカー、スコット・ノーウッドが蹴った47ヤードのFGのこと。右に外れたため。

ワロスさん/ワロスマン

元シカゴ・べアーズのQBレックス・グロスマンのこと。
非常に好不調の波が激しいプレーぶりが笑いを生むことと、当時ネット上に流布されていたテーグルワロスの画像から来ているものと推測される。
ワロスマンの再注目シーズンは2006年。全試合に先発出場し、チームをスーパーボウルに導いた。パサーレイティングが100を超える試合が7回あった反面、50を切る試合が5回、中にはわずか1.3の試合もあった。しかしパサーレイティング1.3の試合で勝ったことも笑いを誘った。
スーパーボウルではレイティングは68とややダメ程度だが、インターセプト2回、スナップミスのファンブル2回と本領を発揮した。試合はべアーズの殿堂入りリターナーであるヘスターのリターンタッチダウンで始まり、同じく殿堂入りLBアーラッカー率いるディフェンスの奮闘でリードしたものの、ワロスマン率いるオフェンスがそれを食いつぶし、兄者率いるコルツに逆転負けを喫した。

A

AB

元ピッツバーグ・スティーラーズ(他)のWRアントニオ・ブラウンのこと。
スティーラーズからレイダースに移籍して以来、非常にお騒がせ行動が多くツイッター上での登場回数も多いので自然と略されるようになったと思われる。

ACL

前十字靭帯のこと。膝の関節をつなぐゴムバンドのような役割と例えられる。
ゴムバンドと同様、無理な力が加わると切れてしまう。回復には半年〜1年かかり、少なくともシーズンエンドになる大怪我なので、NFLファンはACLの文字を見るとまず戦慄が走る。
サッカー界隈の用語ACLとはまったく意味合いが異なるが、NFLファンはACLと言われるとビビるので違う名称にしてほしがっている。

AD

現ワシントン・レッドスキンズのRBエイドリアン・ピーターソンのこと。
子どものころ、ずっと走り回っているピーターソンのことを父親が、一日中走り回ってるという意味でall dayと呼んだことから、その略が愛称になった。
参照:全日さん

ARI

アリゾナ・カーディナルスのこと。

ARZ

アリゾナ・カーディナルスのこと。

B

BAL

ボルティモア・レイブンズのこと。

BUF

バッファロー・ビルズのこと。

C

CAR

カロライナ・パンサーズのこと。

CC

プレーオフのAFC・NFC両カンファレンスの決勝戦、チャンピオンシップ・ゲームのこと。これに勝つとスーパーボウル進出。

CHI

シカゴ・べアーズのこと。

CIN

シンシナティ・ベンガルズのこと。

CLE

クリーブランド・ブラウンズのこと。

D

D

ディフェンスのこと。

D#

ディフェンスのこと。
#は壁に見えることから、「フェンス」を表し、英語のスペルであるdefenceとする。Dとフェンス(fence)の文字を3次元化したものを持って応援するファンもいる。

DAL

ダラス・カウボーイズのこと。

DC

ディフェンシブ・コーディネイターのこと。
ヘッドコーチを頂点としたコーチ組織の中の、ディフェンス部門の責任者。基本的にディフェンスのプレーコールを担当する(まれにHCが自らプレーコールを出すチームもある)。

DEN

デンバー・ブロンコスのこと。

DET

デトロイト・ライオンズのこと。

DIV

ディビジョンの略で、地区を表す。AFC北地区、など。
まれにプレーオフの2回戦、ディビジョナル・プレーオフを指すこともある。

DPI

ディフェンスのパス・インターフェアランスの反則のこと。単にPIと書かれることもあるが、その場合はディフェンスの方の反則であることが多い。

E

EDGE

→「エッジ」

F

FA

フリーエージェント。どのチームとも契約しておらず、所属チームが決まっていない状態の選手のこと。
元々の所属チームとの契約が終了し次にプレーするチームを選んでいるところという選手もいれば、どのチームも契約してくれずに無職状態になってしまっている選手もいる。
今シーズンで契約が終了する選手は、「来年FA」などと言われる。

G

GB

グリーンベイ・パッカーズのこと。

GM

ゼネラル・マネージャー。チームによって職権の大きさは異なるが、基本的に人事の決定権を持っている人のことを指す。
GMが選手もコーチ陣も決めるチームもあれば、コーチはオーナーが決めて選手はGMが決めるというチームもある。まれにヘッドコーチがGMを兼ねていることもあるし、現実的はオーナーなどが人事権をすべて握っていてGMはそのアシスタント扱いということもある。

GOAT

Greatest Of All Timeの略で、歴史上最も優れた選手という意味合い。とはいえ1人だけにしか使われないわけではなく、あいつマジすげえ、くらいの感覚で使われることもある。

H

HC

ヘッドコーチのこと。コーチ陣のトップ。

HOU

ヒューストン・テキサンズのこと。

I

IND

インディアナポリス・コルツのこと。

INT

インターセプトの略。

IR

Injured Reserveの略。NFLのチームは53人の選手で構成されていて、逆に言えばチームは53人しか選手を確保しておくことができない。ただし、怪我して試合に出られない選手を別枠で確保しておくことができる。その故障者枠のことや、その状態にある選手のことをIRと言う。

J

JAC

ジャクソンビル・ジャガーズのこと。

JAX

ジャクソンビル・ジャガーズのこと。

JK

グリーンベイ・パッカーズのパンター、JK・スコットのこと。
JKというキャッチーな名前に加え、細身で顔色も悪そうに見えるのに美しいフォームで非常に高く遠くパントを飛ばすギャップも重なり人気になった。

K

KC

カンサスシティ・チーフスのこと。

L

LAC

ロサンゼルス・チャージャーズのこと。

LAR

ロサンゼルス・ラムズのこと。

M

MCL

膝内側側副靱帯のこと。ACLと同じく膝の靭帯。ACLよりは軽傷だがわりと大きな怪我には変わりない。

MIA

マイアミ・ドルフィンズのこと。

MIN

ミネソタ・バイキングスのこと。

MNF

マンデーナイトフットボールのこと。
NFLの試合は基本的に日曜日の昼間に行われるが、日曜日の夜と月曜日の夜には注目とされる試合が行われ、全国中継される。

N

NE

ニューイングランド・ペイトリオッツのこと。

NYJ

ニューヨーク・ジェッツのこと。

NO

ニューオリンズ・セインツのこと。

O

O

オフェンスの略。

OAK

オークランド・レイダースのこと。

OC

オフェンシブ・コーディーネーターのこと。
ヘッドコーチを頂点としたコーチ組織の中の、オフェンス部門の責任者。基本的にオフェンスのプレーコールを担当する(まれにHCが自らプレーコールを出すチームもある)。

OL

オフェンシブ・ラインのこと。
オフィス・レディと混同すると大変なことになる。

OPI

オフェンスのパス・インターフェアの反則のこと。パスインターフェアはどちらかというとディフェンスの選手が犯しがちな反則なので、PIとだけ書いていたらディフェンスの反則で、オフェンスの反則の場合は特にOPIと書かれることが多い。

P

PA

プレー・アクションのこと。
QBがRBにボールを渡すふりをする動作の後でパスを投げるプレーを指す。

PI

パス・インターフェアの反則のこと。
ディフェンスの選手が反則した場合はDPI、オフェンスの選手が反則した場合にはOPIと書くこともある。

PIT

ピッツバーグ・スティーラーズのこと。

PO

プレーオフ。レギュラーシーズンで成績の良かったチームが進出できるトーナメント戦。
強いチームのファンはここからが本番と言い、弱いチームのファンはプレーオフなんて残業に過ぎないと言う。

PS

1)ポストシーズン。POと同義。
2)プラクティス・スクワッド。
NFLのチームは53人の選手を登録して試合に出すことができるが、それとは別に10人を練習生としてチームに加えることができる。将来有望と考えて育てるために一緒に練習したり、敵チームを想定した練習要員にしたり。
ただし、他のチームが試合に出られる53人に加えたいと言ってきたら取られてしまう。

Q

R

RUA

Restricted Free Agentsの略。制限付きフリーエージェントなどと訳される。
これに当たる選手となる条件などは複雑なので割愛。フリーエージェントとしてどこのチームとも交渉できるが、旧所属チームは他のチームが提示した年俸と同額を出せば引き止めることができる。

S

SB

スーパーボウルのこと。
サッカーファンがサイドバックの意味で使っているのを見かけると一瞬脳がフリーズする。

SEA

シアトル・シーホークスのこと。

SF

サンフランシスコ・フォーティーナイナーズのこと。

SNF

サンデー・ナイト・フットボールのこと。日曜の夜に行われる試合。
NFLは基本的に日曜日の昼間に試合が行われ、テレビ中継される試合も地域ごとに異なり、全試合が全国どこからでも見られるわけではない。その中で、木曜日、日曜日、月曜日の夜には、注目(ではない場合もあるが)の試合が選ばれて全国中継される。プライムタイムとも言う。

T

TB

タンパベイ・バッカニアーズのこと。

TEN

テネシー・タイタンズのこと。

TNF

サースデー・ナイト・フットボールのこと。木曜の夜に行われる試合。
NFLは基本的に日曜日の昼間に試合が行われ、テレビ中継も地域ごとに異なり、全試合が全国どこからでも見られるわけではない。その中で、木曜日、日曜日、月曜日の夜には、注目(ではない場合もあるが)の試合が選ばれて全国中継される。プライムタイムとも言う。

TO

1)タイムアウト
2)ターンオーバー
3)元SFなどのWRテレル・オーウェンス

U

UDFA

Undrafted Free Agentの略。ドラフトされなかったが有望な選手はFAとしてチームと交渉、契約することができる。

UFA

Unrestricted Free Agentsの略。いわゆる普通のフリー・エージェントの選手のこと。
どこのチームにも所属しておらず、自由に交渉、契約することができる。

UGK

NFL中継の実況などを担当する近藤祐司さんのこと。または近藤さんの会社のこと。
ユージ・コンドーから、ユージーケーだと思われる。

V

W

WC

1)プレーオフの1回戦、ワイルドカード・プレーオフのこと。
2)レギュラーシーズンで地区優勝したチーム以外でプレーオフに進出するチームのこと。地区優勝したチームを除いて成績優秀な上位2チーム。

Z



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