[イルカ観察日記] 予想通りの着地を見せた第10週 MIA@GB
今年はまだ負け越しているとはいえパッカーズだし、@GBだし。寒いし。勝てるわけないよなと思いつつ試合開始。
しかし、最初のドライブが思いのほか調子よく、とんとん進む。おやおや、いい試合くらいにはなるんじゃないか。そんなことを思ったころもありました。
が、そんな浮かれ気分も試合開始3分50秒くらいで終了。
ああ、そうだった、勝てるわけないんだ。と現実に戻りました。
ありがとうございました。
MIA 12-31 GB
<オフェンス>
オフェンスのタッチダウンなんてものをもう何週間見ていないでしょうか…
■OL
怪我人だらけ。この日のメンバー。
LT:74スタープ(シーズン中に拾った子。プロ初先発)
LG:64ブランデル(IRから出した子。今年初出場)
C:66スワンソン(シーズン中に拾った子)
RG:77デイビス(開幕スターター)
RT:79サムくん(開幕控え)
開幕スターターはついに1人だけに。それも開幕時にはOLの中で最も不安だったデイビス。これはつらい。
しかし意外にもランはそこそこ出て、パスプロも前半は崩壊まではしませんでした。
でも後半点差が開いて、終わってみれば6サック。QB8オスワイラのゆったりしたレシーバー探しの時間をつくるほどの力はさすがにありませんでした。
でもがんばった方よ。
■QB
まだオスワイラ。
先週はファンブルもせず、インターセプトもされず、ハンドオフマンとして十分な働きをして、オフェンスで3点取って勝利に貢献しました。
しかし、この試合は。
最初のドライブで意外とすいすいランが出てゴアさんノリノリ、早くもFG圏内、こりゃ今年初のファーストドライブでのタッチダウンもありうるぞ、と思った矢先。オスワイラがスナップ取れずファンブル。転がるボールの周りでオスワイラも2回転くらいしたけどリカバーもできずロスト。
そうだ、僕らにはオスワイラがいたんだ、と思い出させました。
その後も全体的に動きがもっさりしていてサックされまくり。タネヒルへのオマージュだったんでしょうか。
<ディフェンス>
変化なし。穴の位置も変化なし。対策もなし。
■ランディフェンス
相変わらずLBが消える。プレーリードが上達しない感じなんだよなあ、DCがLBコーチ出身だから期待したんだけどなあ。
そして、先週サボったSS20レシャッドを罰的な意味で1Q出さなかったのでタックルする選手がFS22マクドナルドしかおらず、ずるずると出されました。
レシャッド復活後はちょっと改善したものの、LBがすぱっと止めるシーンはほとんどなく、ちょっと後ろでセーフティーが止めるところまではコンスタントに出されていた。
つまり、いつもどおり。
■パスディフェンス
SS20レシャッドが出ていなかった1Qは、CB28マッケインの守ってるレシーバーを狙って投げときゃ通るだろ、っていう感じで2タッチダウン。
でも、2Qに入ってレシャッドが復帰すると、本来はセーフティーの29ミンカたんをCBの位置で使って、中にSS20レシャッドとFS22マクドナルドを置くようになって、前半はそこそこ上手くいっていたように見えました。
とりあえず14点しか取られなかったし。
しかし後半ロジャースが、あーそういやMIAってLBの裏のゾーンに誰もいないんだったよねーって思いだしたのか、そのへんにスパスパ投げるようになっちゃいました。もう止まらない。
つまり、いつもどおり。
<来週はバイ>
オフェンス・ディフェンスとも光が見えないんですが、幸いなことに来週はバイ。現実は見ないですみます。
で、バイ明けまでにどうなるか。
■タネヒル
ボールを投げたっていう報道はあった。でも復帰は不透明。
オスワイラに比べてはっきりと良いってわけでもないんだけれど、このムードだからタネヒルが復帰したほうがまだマシだろうとは思われます。根本的なQB問題の解決にはならないけど。
■OL
LT78タンシル、RT70ジャワーンは戻れるかもしれない。タンシルは戻ってほしいところです。
■WR
11パーカーと19グラントが試合中に怪我で退場しました。2週間で戻れるかは微妙。
15ウィルソンがもういないので、個人技で2ヤードのパスを70ヤードにできる可能性があるのはグラントだけ、まぐれ当たり頼みのオフェンスには欠かせないんですが。
■DC
切らなそうだな。
次は復調著しいコルツ。
つらい。