[イルカ観察日記]どうせ負け試合なのに頑張って怪我人出しまくり、事実上の敗北以上だった第14週KC@MIA

[イルカ観察日記]どうせ負け試合なのに頑張って怪我人出しまくり、事実上の敗北以上だった第14週KC@MIA

一応プレーオフ進出争い中のドルフィンズですが、今週からスケジュールが厳しくなります。対戦相手が強いの。
残り4試合、
・去年の王者、今年も本命のKC
・負け越してるとはいえ嫌らしいNE
・まだプレーオフ諦めてないLV
・地区優勝チームBUF
この4チームから最低2勝はしないとプレーオフは無理、2勝しても他が負けないとダメかも、という状況です。
でもKC相手の試合は負けを織り込み済み。NEとLVに本気で行って、BUFが最終週だし地区優勝決まってるし選手休ませるかなーってなるのを期待してます。

しかし、KCの調子が悪かったこともあり、結構頑張っちゃった。それでも実力通り負けたわけですが、怪我人が出まくって、負け以上のダメージが残りました。勝負の2週間を前に、事実上の敗北より悪い結果でした。

差がついたのは、
・モメンタムをつかむ爆発力
・相手の弱点を突くオフェンスのプレーコール
あたりか。
マホたん>ツア
というのはまだ当然として、もっと大きかったのは、
リード先生>ゲイリーOC
って印象でした。

結果

KC 33-27 MIA
意外と頑張ったでしょ。意外と。

試合展開

実際の試合時間としてのクォーターの内容とは違いますが、大体このように展開しました。
  • 1Q. モメンタムをつかめなかったMIAの巻
  • 2Q. モメンタムをぶんどったKCの巻
  • 3Q. でもツア(そこそこ)持ってるわの巻
  • 4Q. リード先生タイムマネジメントを覚えるの巻

  • 1Q. モメンタムをつかめなかったMIA

    楽しかったぁー、マホたんの不調ぉー

    試合開始直後のマホたんの出来が悪かった。ディフェンスが残っているのを見逃して投げてインターセプトとか、少しパスミスして(半分キャッチミスだったけど)インターセプトとか。スナップをポロリしたり、30ヤード下がってサックされたり。
    この時は楽しかったなあ(遠い目)。

    スクリーンショット 2020-12-17 19.08.59

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    つかめなかったぁー、もめんたむうー

    しかしドルフィンズは、1Qにインターセプトを2回もしたものの、そこからの2回のオフェンスで合計3点しか取れませんでした。
    たたみかけるようなプレーもできず。
    WR15ボウデンがパスを投げるスペシャルプレーもやってみたものの通用せず。
    45ヤードのFG失敗してみたり。
    なぜかWR15ボウデンのパスをもう一回やってみたりして、でもやっぱり通用せず。
    ようやくエンドゾーンに良いパスがいったと思ったらWR11パーカーがポロリしたり。
    この2シリーズでモメンタムをつかめなかったのが負けの最大の要因だと思われます。10点は取れてたはずなんだけどなあ(遠い目)。

    2Q. モメンタムをぶんどったKC

    それに対して、チーフスは一気に流れをつくり、モメンタムに乗ってさらにぶん殴ってきました。

    もともとドルフィンズのセーフティーは強くないので、ケルシーには好き勝手やられると思っていました。実際、S21ロウとS29ジョーンズでは歯が立たず、いつでも通せるぜ状態になっていました。
    しかし、それだけなら爆発的なことにはならないから、試合はつくれる。はずでした。

    が、ここでFS28マッケインが怪我します。
    常日頃からマッケインの悪口を言っている身ではありますが、それでも控えに比べたらずっとマシだと痛感させられることになったのでした。

    フェジェデレームの悪夢、その1

    代わりに出てきたのはFS42フェジェデレーム。スペシャルチーム要員だと思ってたので、ここで出てくるのか、とは思いましたが。

    42と21が深く下がってるところでKCのWRヒルのカウンターランがきました。
    セーフティー2人の反応が遅すぎ。WRヒルが内側で動くのについていけていない。

    03

    ヒルがLOSを抜ける時点で、全然動けていません。

    04

    そして、21ロウはタックルミス、42フェジェデレームはパシュートミス。ぶち抜けタッチダウン。
    まあそもそもOLB49サムくんがブロックされすぎなんですが、これもOLB53ヴァンノイの控えなんでなあ。

    ケルシー、ケルシー&ケルシー

    その後いったんはFS28マッケインが戻って、チーフスも手を緩めました。
    しかし、ドルフィンズの攻撃で、QB1ツアのパスをWR19グラントがポロリしたのをインターセプトすると、またたたみ掛けてきます。
    ここぞとばかりにドルフィンズ・ディフェンスの弱点であるフィールド中央へのパスを投げまくり、しっかりタッチダウンを取りました。
    このインターセプトをきっかけにモメンタムが一気にチーフスに行った感があります。

    フェジェデレームの悪夢、その2

    そして後半最初のチーフスの攻撃、再びドルフィンズのFS28マッケインが怪我で42フェジェデレームにかわったとたん。
    WRヒルへの一発ロングパス。

    まず、パスを投げる1つ前のプレーで、ドローを見せました。42フェジェデレームは前半ランを止められなかったので、焦ってランサポートをしたい気持ちになっていたのでしょう。

    この形から、

    05

    ドローをしたRBに、S42フェジェデレームが近づいていっています。いや、これは正しいんだけど。

    06

    次のプレーが、一発TDになったドローのプレーアクションからのロングパス。

    42フェジェデレームは、ついついドローに釣られて足が止まって、いやむしろ、前に出てしまいます。

    07

    WRヒルが走ってくるのをみてから焦ってパスカバーに下がろうとしても、もうスピードの乗りが違います。

    08

    ほら抜かれちゃう。

    09

    あーあ。。。

    10

    モメンタムが生んだリターンTD

    勢いにすっかり飲まれたドルフィンズ、次の攻撃はパント。
    そして、リターンタッチダウンを食います。

    23イグちゃんが完全にホールディングされてるし、

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    49サムくんのこれもかなり怪しい。

    12

    審判が反則を見逃したから生まれたタッチダウンだとも言えるのですが、これがモメンタムなのだよ。

    静寂の4分2秒

    ツアのプロ入り初のインターセプト(でも責任はポロリしたWRだけどな)から、わずか試合時間4分2秒の間に21失点。
    モメンタム、恐ろしい子。
    でも一番はKCのプレーコールでしょう。弱点ができたらすかさずそこを突く。MIAのOCとは違うのだよ。

    3Q. でもツア(そこそこ)持ってるわ

    3Q始まったばかりで MIA 10-28 KC と一気に突き放されて、試合も決まったと思いました。
    しかし、ここからまたQB1ツアが不思議な力を発揮します。

    NFL: Kansas City Chiefs at Miami Dolphins

    チーフスもなかなか落ち着きはせず、ファンブルしたり、さらにマホたんが3つ目のインターセプトを投げたり。ドルフィンズもセーフティーを食らったり。両チームバタバタしている間に、いつの間にやら2つタッチダウンパスを投げて、 MIA 24-30 KC まで点差を詰めていたのです。

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    4Q. リード先生タイムマネジメントを覚える

    とはいえ、4Q残り4分ほどのところから、チーフスはランを中心にごりごりと進んでタッチダウンを取ってしまいました。
    リード先生、こういう時でも時間気にせず攻めまくったり、逆に弱気になりすぎて止まっちゃったりっていう人だったのに。スーパーボウルに勝つと人は成長するのでしょうか。
    残り1分ほどで2ポゼッションになり、終了。
    それでも最後に1本差に詰めてオンサイドキックまで行ったのは良かった。

    ツア

    パス48回中28回成功、2タッチダウン、1インターセプト。

    パス300ヤード超えは初。被インターセプトも初。ついでに被セーフティーも初。
    レシーバー陣のポロリに苦しんだ試合でした。ポロリがなければ、少なくともインターセプトはされていなかったし、タッチダウンももう1つ増えてた。

    とはいえ全体的にはきちんと成長してる印象なので、これで良いです。

    よかったところ

    ・先週の課題、早く投げる時はとにかく投げる、が身についていた。
    ・競り合っているレシーバーにも投げ込めていた。
    ・レシーバーがあくのを探して投げるパスも精度が高くなっていた。

    わるかったところ

    ・ボールを持ちすぎてグダグダっとサックされることがまだある。

    その他の問題

    もともと選手層の厚いチームではありませんが、さらに欠員が出まくって、それもかなり苦しかった。
    というか、来週にも響く怪我人も出ていてつらすぎる。

    RBいなすぎ問題

    RB陣は、26アフメッドと22ブレイダはまだ怪我から復帰できず。先週戻ってきたはずの37ガスキンが今度はコロナリスト入りでお休み。
    ということで、31ワシントン、32ライアードという控えの控えみたいな陣営になってしまいました。
    そしてやっぱりランは出なかった。
    来週は誰か戻って来れるのかなあ。

    レシーバーいなくなりすぎ問題

    こちらは試合中、チームのキャッチ数トップ3である、WR11パーカー、WR19グラント、TE88ゲシキが次々と壊れていなくなっていくというホラーが発生していました。
    実際、代わりにでたWR86ホリンズ、WR10ペリー、WR15ボウデンでは厳しいなー、練習不足でもあるしなー、という印象で。
    来週からの重要な2試合に、TE88ゲシキは出られなそう、WR11パーカーとWR19グラントは出たり出なかったりだろう、という雰囲気。単に負けるよりつらいおまけがついてきてしまいました。

    OL苦戦問題

    OLも怪我人が出ると一気に厳しくなるのが露呈しました。
    先発LGの75フラワーズが怪我で欠場。RGをやっていた66キンドリーがLGに回りました。が、練習不足からか、単に正面にいたのがクリス・ジョーンズだったからか、かなり苦戦していました。
    さらに試合中に何度かLT73ジャクソンが下がって、代わりに70ダベンポートが出てくる場面も。そうなるともう無理。人を食らったのもそのメンバーの時でした。
    来週は、LG75フラワーズは無理としても、LT73ジャクソンはフル出場してくれないかなあ。

    来週

    というわけで、来週の相手はペイトリオッツ。
    今年は負け越してるとはいえ、やっぱり怖い。開幕戦では完敗してるし、仕返しはしておきたいところですが。

    この試合のキーになる選手は、DT98デイビスと、TE80シャヒーン。

    DT98デイビスはドラフト2巡のルーキー。開幕戦でペイトリオッツにいじめられました。慣れてないルーキーを狙ってあの手この手で混乱させる、マクダニは嫌な奴です。
    でも、デイビスはその後ずいぶんと動きが良くなり、すっかり安定してきています。もう開幕戦のようにはいかないぞ。たぶん。

    TE80シャヒーンは、今年ベアーズにもらった元ドラフト2巡の4年目。CHI時代に最も成績の良かったルーキーシーズンと、すでにほぼ同じところまで成績を伸ばしています。あと3試合でキャリアベストを更新するでしょう。NE戦はTE88ゲシキが欠場濃厚なので、2人分の活躍と、今後のための覚醒にも期待。

    MIA貯金

    MIA貯金ルール
    ・勝ち:1万円+点差×100円
    ・負け:点差×300円
    ・プレーオフ出場:1万円
    ・地区優勝:3万円

    今週の貯金
    ・負け
    ・7点差
    合計:2100円
    累計:102400円



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