勝てるかもなんて思ってごめんなさいの第7週IND@MIAレビュー
◾️結果
MIA 10-16 IND
相手はエースRBテイラーが欠場、育成中のQBリチャードソンが復帰。つまりランでプレーの軸がつくれず、パスはバリーション少なめで、多少のミスは目をつぶる状態。ならば今のMIAでも勝負になるのでは、もしかした勝てるのでは、とまで期待しました。しかし、やはり相手もプロ、そう簡単ではありませんでした。
◾️オフェンス
パス
QB18ハントリーも急に拾われたとはいえ3試合目、バイウイークも挟んで、そろそろ形になるのではと思いました。が、変わってなかった。
パス13回で7回成功、87ヤード。
相手が2ディープ主体で奥を固めたので、長いパスは投げられません。その場合、手前のミドルゾーンが狙えるようになるはずなのですが、ハントリーでは力不足。その結果、WR10ヒルとWR17ワドルが無駄になりました。
TE9ジョヌーが7回キャッチ96ヤードと成績を伸ばしましたが、つまり手前にしか投げられなかったということで。
QB18ハントリーが3Qに壊れて控えの控えの控え的なQB14ボイルが出てきましたが、まあさらに悪かった。仕方ない。
ラン
まあパスがダメなのはわかっていたので、それを織り込んでのゲームプランだったと思われます。奥のレシーバーはおとり、ごく短いパスとランで組み立てる、という。
実際にランはそこそこ好調でした。久しぶりにOLが開幕前に想定していたベストメンバーがそろったこともあるかもしれません。RB31モスタート、RB28エイチェン、RB25ライトの主要3人で31回160ヤード、平均5.2ヤード。
しかし、2回もファンブルロストしてちゃ無理。1回は自陣深く、もう1回は相手陣深くまで攻めん込んだとき。どっちもダメだ。
◾️ディフェンス
パス
CB29フラーが最後まで出られるか微妙、FS8ホランドが指を折って休みという不安なメンバーでしたが、どうにか持ち堪えた。まあ相手QBリチャードソンのパスがいまいちってことなんだけど。
エッジも序列の上位3人が欠場でどうしようもなくサックもなかったけれど、あんまり関係なかった。CBブリッツとかが増えてた感はありましたけど。
ラン
前半はそれなりに守れました。しかし後半、IND側が業を煮やしたのか、スペ疑惑のあるQBリチャードソンのランを増やしました。それが止められなかった印象です。走られたのは合計で56ヤードですが、ロースコアすぎる展開では試合を動かすのに十分でした。
◾️来週はARI
どーしよーもない数週間を経て、QB1ツアが戻ってくるようです。脳震盪は怖いけれど、試合は多少楽しめるようになるはず。
相手のARIも調子はいまいち上がっていません。とはいえMIAのボロボロのDLと穴の多いDB陣では、QBマレーたそのランを止められるか不安です。
そして何よりオフェンスが形になるのか。ツアが戻っても改善しなければ、いよいよ崩壊の危機です。完全に壊れるならそれはそれでいいんですが、半端になりそうなので。
まだ今シーズン試合を見ようと思えるかの瀬戸際なので、どうにか頑張っていただきたい試合です。