[イルカ観察日記]レイダースさんの気遣いを無駄にして譲り合ってしまった第3週。MIA@LVレビュー

[イルカ観察日記]レイダースさんの気遣いを無駄にして譲り合ってしまった第3週。MIA@LVレビュー

結果

MIA 25-28 LV

オーバータイムまで残業し、さらに両チーム最初のドライブでFGまでつなげ、次のシリーズでLVがFGを決めて終了という長い試合になりました。
全体的にLVさんが譲ってくれようとしてたのに、お断りして譲り返したような試合。

さて、いまのところまだ勝敗よりも内容が大切な時期ですが、先週クソだったオフェンスのクソな点は改善されていたのでしょうか。

くそプレーコールは治ったのか

NO。
ドルフィンズの1番の問題になっていたのが、オフェンスのプレーコールのクソさ。
結論としては、治っていなかったし、治りそうにもない。

くそ1

前半最初、カーがブリッツに焦ってINT投げてくれたり、ギャンブル失敗してくれたり、相手ディフェンスが準備できてなかったりで、いきなり14点もハンデをもらってしまいました。
しかし、その次の攻撃、パントで自陣1ヤードまで押し込まれたところで、なんとエンドゾーンにヒッチパス。ブロッカーもいない。なんだそれ。意味がわからん。
で、セーフティー。

くそ2

そして、一度は逆転したレイダースさんが4Qになぜかまた譲ってくださって、ぶん投げただけのパスでインターフェアしてくれて、今度は相手陣ゴール前1ヤードからの攻撃。

  • 1st.ダウン:ワイルドキャットで真正面に飛び込んで止められる。
  • 2nd.ダウン:ワイルドキャットで真正面に飛び込んで止められる。
  • 3rd.ダウン:プレーアクションで素早く外のWRに投げようとしたけど空いてない。そりゃそうだよゴール前だもんベタ付きだろ。
  • 4th.ダウン:WR3人誰もあかず。TEとRBがわざわざパスプロのすぐ前を通ってクロスするコースで埋もれて投げられず。
  • 最後にはね、4th.ダウンでは無理矢理スクランブルしてタッチダウン取れたから良いけど。プレーコールはクソ。

    オーバータイムで敵陣まで攻め込み、タッチダウンまで行ければ勝ちという3rd.&3の場面でも、TEリバースとかいう変なことして当然のように止められました。
    大事なところで変なことするのなんで、しかも全然出ないの、ほんとクソ。

    くそ3

    パスが偏りすぎで。全体としてはざっくり数えた感じ、

  • ヒッチやスクリーン:6回
  • 短いパス:33回
  • 長いパス:5回
  • 長いパスは概ね15ヤード以上のパスです。極端に少ない。せっかくWR17ワドルとWR3フラーって速い奴らがいるのに、全然いかせてない。怖さがないわけです。
    しかも長いパス5回は、前半0、後半2回、オーバータイム3回という偏り。というか雑。

    WR17ワドル

    チームの未来を担うドラフト1巡スピードスターに、RBみたいなことばっかりさせている。ランプレーということではなく、スクリーンや、LOSから3ヤードくらい出てポイっと投げるとか。
    で、13回投げて12回成功したものの、進んだのは58ヤード。1回平均4.8ヤードだよ。ガスキンのランプレーが13回65ヤード、1回平均5ヤードだよ。なんだそれ。

    パスプロは改善されたのか

    NO。
    サックが少なかったのはレイダースがあまりブリッツを入れてこなかったからです。

    OLを組み替えて、
    LT:73ジャクソン
    LG:77デイビス
    C:63デイター
    RG:68ハント
    RT:74アイケンバーグ
    となりました。

    目立ったブリッツへの対処は、

  • ノーチェックで入ってきた:1回
  • ほぼブロックできず:2回
  • 一応ブロックしたけど投げ捨てとか:2回
  • スクランブル:1回
  • ブロックしたっぽい:1回
  • そしてブリッツなしでのサックが2回。

    個々人の問題よりも、今はまずパスプロの動き方、ルールが浸透してない段階なのよ。多分教える気もないのよ。クソなのよ。

    ディフェンスは及第点

    オフェンスはアレでしたが、ディフェンスはいつも通り、そこそこ良かったと思います。
    まともにドライブされての失点はオーバータイムを除くと4回、22点。今のレイダース相手には上出来でしょう。ピック6もあったし。

    分散されたパス

    去年の対戦では、相手のエースとも言えるTEウォーラーにS21ロウをつけ続けたため、ぼっこぼこに殴られ続けました。
    それを今回は、エースCBの1人である24ジョーンズを主な担当にしたため、極端に狙われなくなったように思います。オフェンス全体を見て、空いてる、空きそうなレシーバーに投げられてた感じ。

    ディフェンスのプレーヤーごとの投げられた回数と成功数は、ざっと見た感じこんな感じでした。ヒッチやスクリーン、浅いチェックダウンなんかは除いています。

  • CB25ハワード:3/6
  • CBジョーンズ:3/5
  • CB40ニーダム:2/4
  • CB27コールマン:4/4
  • S21ロウ:1/1
  • S8ホランド:0/1
  • S29ジョーンズ2/2
  • LBベイカー:2/5
  • LB52ロバーツ:0/1(1INT)
  • 問題はコールマン。と、

    中でも効果的な一撃を喰らい続けたのがCB27コールマン。
    狙われたってほどではないものの、カバーしてた相手レシーバーがあきがちだったから、さくさくと通されてました。今年わりと成長を見せているCB40ニーダムを常時出しておけば良いものを、ローテーションみたいにCB27コールマンも使い続けたのが謎です。
    それに加えて、この試合もまったく出番がなかったCB9イグちゃん。怪我なんだろうけど、出てもいまいち安定感がなかったりして、ドラフト1巡の2年目、実用化されて欲しい年なのになー。こっちもCB27コールマンを出さないといけなくなった原因ではあるなー。

    来週はコルツ

    先週の負けの後は、HCフローレスもOLのことしか言っていませんでした。しかし、今週の試合の後には、オフェンスのプレーコールのクソさ加減にも気づいたみたいで言及がありました。
    よしOCを交換だ! とすぐにはならないのが悲しいところではありますが、プレーコールがダサすぎる、ロング少なすぎる、などと言っていたので、多少は改善されるはず。されるのかな。無理かな。やっぱりOC変えよう。

    コルツは今シーズンまだ勝ち星なしの3連敗。
    ブリ師匠の古巣でもあります。
    どうにかコルツには不調をキープしていただいて、ドルフィンズのディフェンスが3回くらいターンオーバーをもぎ取って、オフェンスはプレーコールが多少は改善されて、空いているレシーバーを見逃しがちなブリ師匠が覚醒して、なんとか1つ勝っておいていただきたい。
    じゃなかったらOC変えろ。





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