[イルカ観察日記]開幕戦で散ったフィッツおじさんの仇討ちに成功した第15週NE@MIA
結果
MIA 22-12 NE
開幕戦は MIA 11-21 NE で負けていたので、ちょうど逆になったようなスコアです。
MIAには多少の成長が見られた気がするけれど、NEは、特にオフェンスは、開幕戦からさほど進化していなかったという印象かな。
あと開幕戦の敗因の1つは当時のQB14フィッツおじさんの3インターセプトだったので、QB1ツアが仇討ちに成功したとも言える。おじさんの尊い犠牲は無駄にしないぞ。
ディフェンス
開幕戦が、パス140yds、ラン217yds進まれていました。
今週は、パス186yds、ラン117yds。
ランが止まったぶん勝てたぞ、というところでしょうか。
パスカバー
パスディフェンスの課題は解決されていません。両CB以外の部分、特にフィールド中央がザル。この試合ではNEのQBニュートンのパスが乱れることが多くて助かっていただけという感もあります。
選手層の問題でもあるので、今シーズン中に解決できることではないなあ。
ランディフェンス
ランは、
QBニュートン 38yds、平均4.2yds
RBミッチェル 74yds、平均7.4yds
と、距離は出されていないものの、平均は結構ゲインされていました。NEがランだけでずっと進めていられる状況になっていたら、さらにゲインされていただろうし、そのまま試合全体コントロールされて負けてたかもしれない。
ターンオーバー
開幕戦との一番の違いは実はMIAのオフェンス。
開幕戦ではインターセプトを3回されていたので、ディフェンスが常に苦しいところでプレーしていました。今週はインターセプトは1つあったものの敵陣深くだったので、傷は浅く済んだ。
また、開幕戦はMIAのランが全然出なかったので、Time of PossessionがMIAは約25分でした。それが今週は37分。
ディフェンスがディフェンスのお仕事に集中できる環境になったのが大きかった。
オフェンス
開幕戦はQBがフィッツなんとかさんだったので比較はできないけれど。
この試合もQBツアは、パス26回中20回成功、145yds、1INTといういまいちな成績。特に後半やたらランが出るようになったので勝てた感じ。
レシーバー誰もいない問題
パスの成績は良くなかったけれど、この試合はWR11パーカー、WR19グラント、TE88ゲシキがお休みだったのも大きかった。先週までこの3人で今シーズンのパスの70%以上を捕ってたらしいので、そりゃ厳しくなる。
結果、レシーバー開かないし、ポロリするし。ということでQB1ツアには大変な試合ではありましたが。
ツアの判断力問題
この試合でQB1ツアに大きな課題として残ったのが、パスを投げるときの判断力の問題。まだまだプロのスピードに慣れないのか、アラバマの超絶レシーバー陣が懐かしくなっちゃうのか。
選ばせるパスが増えた
前の試合までは、とにかく早く投げろレシーバーが空いてなくても投げちゃえというパスプレーの方が多かったように思います。が、この試合はツアにレシーバーを探して選ばせるプレーが増えていた感じがします。新しい課題を与えられたということでしょう。
ざっくり印象で数えただけですが、
・早いパス:11回(8回成功、1回失敗、2回スクランブル)
・選ぶパス:14回(10回成功、2回失敗、1回ポロリ、1回インターセプト)
公式記録とパス回数が違いますが、多分数え間違えただけなのでヨシ。
チェックダウンの鬼
パスの成功率は低くないのですが、ただ、20回成功で145ヤードしか取れていないのを見てもわかるように、長いパスを投げ込めていませんでした。レシーバーがフリーにならないというのも大きかったけど、空いているのを見つけられないという面もあったでしょう。結果、チェックダウンばかりになる。
このままじゃツアがサム・ブラッドフォードばりのチェックダウンの鬼になってしまう。
焦りインターセプト
インターセプトはゴール前まで攻め込んでからのものでした。パスラッシュが意外と早くて、焦って無理に投げちゃってインターセプトされた形。
まだまだ若いねえ、という感もありますが、早く上手くなっておくれ。
タネヒルサック
インターセプトされて、無理に投げちゃダメだと思ったのかもしれませんけれど、レシーバーを探しているうちにラッシュが来ちゃって何もできず大人しくそのままサックされる、いわゆるタネヒルサックもありました。そういうのはチームの伝統にしなくていい。
ランが出た
そんなこんなで前半はオフェンスがつくれず、無得点のまま終わりました。
後半その状況を救ったのがOL(とTE(とRB))でした。
早いタイミングでLOSを抜けるプレーもそこそこ出たし、TEをたくさん入れたりプルさせたりしたパワーランもたまに出た。
RB26アフメド:122yds、平均5.3yds
RB22ブレイダ:86yds、平均7.2yds
RB32ライアード:20yds、平均10yds
これだけランが出れば、相手も殴り合いできるチームではないし、まあ勝てるはず。
勝負の3週間
シーズン残り3試合になったところで、ドルフィンズはプレーオフ争いに残っているけれどかなり苦しい立場でした。残り3試合で最低2勝はしないとダメ、3勝してもダメかも、という状況。
残り3試合は、NE、BAL、BUFと強いチームばかり。
勝負の3週間だったのでした。真剣勝負の3週間だっけ。
来週はレイダース
WIN or GO HOME 状態が続き、次はレイダース。ぎりぎりプレーオフの可能性も残っているし、手は抜かないでしょう。
レイダースはランとTEへのパスが得意っていうのも、ドルフィンズにとっては相性が悪いところです。大変。
MIA貯金
MIA貯金ルール
・勝ち:1万円+点差×100円
・負け:点差×300円
・プレーオフ出場:1万円
・地区優勝:3万円
今週の貯金
・勝ち
・10点差
合計:13000円
累計:115400円