完勝だけど気分は収穫ゼロどころかマイナスなweek12 MIA@NYJレビュー
■結果
MIA 34-13 NYJ
■展開
この試合もMIAのディフェンスは好調でした。NYJのオフェンスを5シリーズ連続パントに抑え、ファーストダウンも2回だけ。ほぼ完璧。
その間にMIAのオフェンスは、また81yds進みながら無得点とかいう無駄なことをしつつも、どうにか10点を先制していました。
しかし、そこで。
いきなりのインターセプト。pick6をくらいました(でもNYJはPATを失敗してくれた)。
さらに次のシリーズでもインターセプトされました(でも残り2秒だったからNYJはヘイルメアリーを投げることになり、それをMIAのFS8ホランドがインターセプト、99ydsのリターンタッチダウンを決めた)。
で、僕もわりとそういう傾向があるのですが、文章のカッコ内を読まずに飛ばす傾向のある人は驚くかもしれません。なんとこのMIAが2連続でインターセプトされたシリーズが終わったところ、MIAの10点リードから11点リードに広がっていたのです。
不思議不思議。
この部分がすべてみたいな試合でした。
pick6
特殊なパスカバーではない気がします。でも良いカバーだった。RBにチェックダウンするのべきだったかなあ。
もっとLOS寄りサイドライン側に投げようとしてのパスミスなら反省すべき。INTしたDBが見えてなかったなら、ちょっとヤバい。
INT
なに狙いすましてしっかりカバーされてるところに投げてんの。しかも若干ターンボール。
というか2ディープの真ん中を奥に走ってくWR17ワドル空いてる、ここに投げてりゃタッチダウン。
残り時間もほとんどなかったのに、ファーストダウンとることしか考えてなくてヒルしか見てないの、ちょっと困るなあ。
ヘイルメアリーをINTしてのTD
草。
■オフェンス
ツアはいまいち。相変わらず強いディフェンスに対しては安定しない子でした。
パス21/30、243yds、被インターセプト2
ただし、周りのメンバーが頑張りました。
RB31モスタートが、ラン20回で94yds、2TD
WR10ヒルが、9回キャッチで102yds、1TD
WR17ワドルが、8回キャッチで114yds
全体としては悪くなかったのかなあ。でもインターセプト2回で試合を壊すところだったからなあ。
■ディフェンス
NYJのパスを179yds,ランを29ydsに抑えました。
インターセプト2回、リターンTDも1回。そして7サック。
失点はオフェンスがpick6されたのと、オフェンスがファンブルロスとして35yds進まれただけでTDされちゃったのだけ。
ディフェンスはほぼ完璧でした。
しかし、今シーズンここまで6.5サック、1インターセプトと好調だったEDGE15フィリップスがアキレス腱を切ってしまいました。
満足感がゼロ、いやマイナスになりました。
つら。
■来週はWAS
調子が上がらない、というかEDGEヤングを放出し、DCデルリオも解雇して、今年は捨ててるのかなー的な元レッドスキンズです。おそらくシーズン後にはチームを離れることになるんだろうなというリベラ組長がディフェンスのプレーコールを出すそうです。来年どこかにDCとして雇われるためのプロモーションなのかなとも思ってしまいます。
そんな状態のチームが相手なので負けたくはない。
怪我人だらけのOLがどれくらい整うか。
フィリップスを失ったDLがどのように修復するか。
そこが問題。
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