[イルカ観察日記]第6週〜第10週レビュー。戦車道戦線異常アリ
開幕4連敗で始まった今シーズン。バイウィークを挟んで第6週から少し風向きが変わりました。相手チームが勝手に調子を落としていくのです。
なんの呪いだろう。今年はフィッツなんとかさんの呪いが行き場を失って相手チームに向かってしまってるんだろうか。
そんなこんなで初勝利。それどこか連勝なんてものまでしてしまいました。
■試合結果
Week6
WAS 17-16 MIA
HCがクビになるほどの大不調のWASとの対戦。
こりゃまずい勝っちゃうかもと思ったMIAは練習が不十分なローゼンを先発させます。
狙いは当たり、パスプロ崩壊でタイミングがずたずたになったローゼンはINT連発。3Q終わったところで3-17とリードされます。
しかし、ローゼンの心も一応守っておかなければならないので、QBフィッツなんとかさんに代えたところ、なぜか大爆発。2TD奪って16-17まで来て、トライフォーポイント。普通にキックを蹴ったら同点。たぶんオーバータイムになるという場面。
ここで2点コンバージョンを選択。失敗。試合終了。
流れからしたら着実に同点にしておいてオーバータイムに行った方が勝てる確率は高かったろうとは思われますが。まあそういう選択でした。
Week7
MIA 21-31 BUF
好調ビルズと敵地で。
完敗かと思いきや、WRが奮戦し、パスラッシュがよく届き、TEゲシキの成長なんかもあって、3Q途中で14-9と逆転。
が、QBフィッツなんとかさんがゴール前まで攻めてからINTあげたり、その次のシリーズでWR18ウイリアムスがファンブルロストしたり、着実にミスしまくって結局は実力通りの負けでした。
Week8
MIA 14-27 PIT
相手はエースQBロリーバーガーがシーズンエンドさらに代役のルドルフも脳震盪でお休み。のはずだったんですが、この試合で戻ってきました。
というわけで、完敗だろうと思っていました。
が、なんと先制スタート。あっという間に14-0に。これは勝っちゃうかも。と思ったのもつかの間、2Q途中から急激に調整が入りました。QBフィッツなんとかさんからシーズン始まってからトレードでPITに移籍したFSミンカたんに選別のINTを2つプレゼント。
終わってみればきっちり2ポゼッション差をつけられていた。まあそんなもんでしょう。
ちなみに、この試合で勝ちそうになった原因を作る活躍をしたCB25ハワードはその責任を取ってIRに入りしました。
Week9
NYJ 18-26 MIA
しかし、奇跡は起こるのです。
相手はNYJ。HCゲイスを中心とした内紛や、QBダーノルドの病気によって不本意な成績です。しかし、ダーノルドも戻ってきたし、これから上向くんだろう、と思いきや。
WR18ウィリアムス、WR11パーカー、TE88ゲシキのでかいトリプレッツが妙に競り合いに強く、いつのまにやら21-7でリード。
その後いつもの通りMIAは急激に勢いをなくすんですが、相手QBダーノルドがMIAのザルDBにプレゼントINTを投げたり、MIAがセーフティーを喰らえばNYJもお返しにセーフティーくれたり、どうしようもない譲り合いをしているうちにリードしたまま試合終了。なんと勝ってしまいました。
ちなみに、この試合で2TDキャッチをあげる活躍をしたWR18ウィリアムズはその責任を取ってIRに入りしました。
Week10
MIA 16-12 IND
そして、奇跡は続くのです。
絶対エースQBラックさんが引退したものの地区優勝も狙える実力派INDとの対戦。しかし、今年からエースQBになったブリちゃんが怪我でお休み。代役はベテランのホホホイヤーさん。さらにエースWRのTYもお休み。
そんなこんなでINDのオフェンスがちょっとひどい出来で。
MIAのザルDBを持ってしても止まる。プラクティススクワッドから上げたCB40ニーダムの好調さも計算外でした。
そのままずるずるとロースコアのまま勝利。
でも最初のINDがエンドゾーンまで攻めてきたところのパスはインターセプトって判定だったけど、あれタッチダウンだよなあ。
■ディフェンス
NE流の変化の多いシステムに慣れてきたか、フロントは意外と良くなってきました。相手のパスプロが混乱することもままあり、サックも去年より多い印象です。
しかし選手によって合う合わないの幅が大きなシステムみたいですね。NEではそれまでさほど有名でもなかった選手が活躍したり、ビッグネームでも意外とダメだったりしますが、相性が大切なのかもしれません。
いまのところ良いのは、LB55ベイカー、DE96タコちゃん、LB47ビーゲルあたり。タコちゃんは他チームで調子崩してた選手ですし、ビーゲルもプラクティススクワッドの子でした。
DT94ウィルキンス、DT56ゴッチョー、LB52マクミランもこれから期待できる雰囲気。
逆にダメなのが、DE90ハリス。他の合わなかった選手たちはバシバシ切られましたので、元ドラ1ってことでまだ決断できずにいるって感じでしょうか。
フロントに対して、セカンダリーはザルのままです。もうね、タンクするためにわざとダメなままにしてるんじゃないかってくらい。まあ、基本的にパスカバーは個人能力にお任せなシステムだからいまさらどうしようもないのかもしれません。
一応CBを大量に取っては入れ替えを続けているので、当たりを探してはいるんでしょうけれど。今のところ、CB21ロウとCB40ニーダムが1試合ずつ良かったってところ。安定して良い子が見つかって欲しいのですが。
逆に使えるとわかっているCB25ハワードはゆっくり休ませて来年に備えています。
■オフェンス
新しいシステムを多少なりともインストールしようとしているディフェンスに比べると、とりあえず今できることだけをやろうっていう印象のオフェンス。その結果、中のランと、早いタイミングのパスだけでやってる感じがする。
Cキルゴアは怪我がちだけど出てる間は役立つし、両Gも両OTに比べればずっとましなので、中のランはまったくでないわけではない。
両OTもころころ入れ替えてるけれど、替えても結局は回転ドアか地蔵か虚無なので、パスプロは持たない。だからさっさと投げちゃうしかない。結果として浮かせた取ってくれパスになり、WR18ウィリアムス、WR11パーカー、TE88ゲシキのでかい奴らだけがキャッチできることになってます。
ディフェンスのパスカバーと同様、もうダメなところは今年は諦めるの!っていう態度が潔くて良いですね。
今年の当たりは、LG63デイターと、IR入りしたけどWR18ウィリアムズくらい。
来年どうなるかはまったくわかりません。NE流はブレーデー様とともに軸が変遷していると思うので、そのどの時点をコピーしたいのか。ってことで、来年のオフェンスの軸がQBなのか、WR陣なのか、RBなのか、どうなるかねえ。
■戦車戦線異常アリ
そんなこんなで、シーズン前からタンクの呼び声高くドラフト全体1位まっしぐらと言われていたドルフィンズなのですが連勝してしまいました。びっくり。
現在2勝以下は6チームで、ドラフト順はこちら。
1.CIN:0-9
2.WAS:1-8
3.NYG:2-8
4.MIA:2-7
5.NYJ:2-7
6.ATL:2-7
しかもMIAはNYJ、NYG、CINとの直接対決を残しています。その他、ドラ1レース注目の直接対戦はこんな感じです。
Week11
NYJ@WAS
Week13
NYJ@CIN
Week14
MIA@NYJ
Week15
MIA@NYG
Week16
CIN@MIA
NYG@WAS
意外と難易度の高い全体1位になってきてしまいました。
さあ、プレーオフとは別の方向性の楽しみ方へようこそ。
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