[イルカ観察日記] ドラフト指名選手まとめ

[イルカ観察日記] ドラフト指名選手まとめ

ドルフィンズのニーズは、
大:RT、EDGE、S、WR
小:RB、ILB
みたいな感じでした。なので勝負は3巡目まで。

指名権は、
1巡(6)、1巡(18)、2巡(36)、2巡(42)、3巡(81)、5巡(156)、7巡(231)、7巡(258)
でした。

結果としては、堅実に1巡と2巡の4指名でニーズ(大)を埋めた形になりました。
そして1巡と2巡でニーズ埋めたしーって感じで、5巡はPITに売って来年の4巡に換えて、さらっと終了。

が、指名したポジションはニーズ通りだったものの、そっちの選手いくのかーって意外な指名ばかりでした。
みんながんばれ。

■1巡(6)

Jaylen Waddle(WR, BAMA)

今年のWRのプロスペクト順は、チェイス、スミス、ワドルという評価が多かったように思います。でもMIAの評価は、チェイスはわからないとしても、スミスよりもワドルの方が上だったようです。それもあっての、全体3位から6位へのトレードだったのでしょう。OTセウェルとWRチェイスが取れなくても、ワドルでいいからってことで。

ワドルは圧倒的なスピード派。ツアの元チームメイトでもあり、ツアの長所である長めのパスの速さと精度を一番生かせるのがワドルなので、WRドラフト候補の3人の中でMIA的トップ評価になったのでしょう。
また、ツアからジョーンズにQBが変わった後は、弱肩的な理由からか短いパスが増えて、それでかえってランアフターキャッチが鍛えられたような感もあります。
MIAのWR陣では、フラーが縦に伸ばして、パーカーが高さで競って、ゲシキが中に入ってくる形の中で、ワドルが奥にも走れるし手前で捕ってからヤード稼げるし、というスロットになるのでしょう。
怪我がきちんと治っていれば、1年目から十分できるはず。

■1巡(18)

Jaelan Phillips(EDGE, MIAMI)

1巡の1つめでWRを取ったし、今年のエッジは評価いまいちだったし、RTを指名するかと思いきや、先にエッジでした。しかも、エッジならルソーかと思いきや、大学時代に脳震盪で一度は引退までしたフィリップスの方でした。リスクはあるものの、そこに目をつむればフィリップスだろうということだったのでしょう。

圧倒的なスピードでそこからまくってサックするようなタイプではないのですが、当たり負けせずにプレーリードもきちんとできる、大外もできるけど3テクもできそう、という今のMIAのシステムに合ってそうな選手です。
ローソンがいなくなった穴を埋めるのに十分な選手のはず。脳震盪には気をつけて。

■2巡(36)

Jevon Holland(S, OREG)

Sは確かに完全な穴でありニーズだったので、ここでの指名は当然とも言えるのですが、個人的には筆頭はMoehrigで、Ciscoも好みだなと思っていました。なので、まだ好きに選べたこの指名順で、ホランドにいくとは思わなかった。
ハイライトを見る感じでは、シングルハイをするFSではなくて、マンカバーもできる、タックルも上手い、わりと前目で使うタイプのようです。確かにMIAのシステムにあってるとは言えるのですが、じゃあFSだれがやるんだ、またマッケインが後ろで応援してるんじゃないだろうな、という疑問が残ってしまう部分はないことはない。去年のルーキーのジョーンズが今年はFS起用が多くなるのかな。

■2巡(42)

Liam Eichenberg(OL, ND)

4人目の指名は、さすがにRTだろうと思っていました。が、有望選手はLTが多い中、RT経験が多いのはジェンキンスとメイフィールドの2人、そしてこの時点でジェンキンスはすでに指名されていました。なので、メイフィールド行くだろうと思いきや、エチェンバーグ。RTのイメージなかったけど、ハイライトでも少しRTやってますね。指名されたときは意外でしたが、メイフィールドが結局3巡までスリップしたこともあり、良い指名だったのかもと思ってしまうわけです。

視野も広くてスタントやブリッツにも対応してそうだし、ハンドテクが上手なのか懐が深いような印象。OTにしてはちょっと軽いのかなという体重と、プロのスピードに対応できず掴みまらないようにねってとこが不安点でしょうか。

■3巡(81)

Hunter Long(TE, BC)

上4つの指名でニーズは埋めたからとばかりに、急に意外な指名がきました。まあ去年もTEを3人出すプレーも頻繁にやってましたし、ロスター的には3人しかいなかったから、もう1人いても良いわけですが。でも3巡でくるとは思わなかった。

若干どすどすした走り方にも見えるけれど意外と速そう。動画では大きく見えないけど6-5あるらしい。キャッチが上手で競っても捕れそう、ブロックもきちんとしている。すごい目立つわけでもなさそうだけど、使い勝手が良さそうなTEです。

■5巡(156)

PITとトレード。来年の4巡と交換。

■7巡(231)

Larnel Coleman(OL, UMASS)

ハイライトが見つからないくらいのスリーパー。
身長6-6、体重315という、OTとしては標準サイズだけれど、腕の長さが今年のドラフト候補者内で2番目だったとかいう話。1番はだれなんだろう。

■7巡(258)

Gerrid Doaks(RB, CINCY)

最後の指名はRBでした。エース級のRBがいないから1巡で行くかとまで言われていましたが、とりあえず準スーターター的3人をローテーションで使う考えなのでしょう。
このドークスくんはその3人とは少し違って、キャッチも上手な3rd.ダウンバックって感じです。

こんなtweetをするくらいだから、パスプロにも自信があるんでしょう。

去年この役割だったライアードと競走になるのか、スペシャルチームでも頑張れば両方残るか、というところかな。





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