イカれたメンバーを紹介するぜ! ドルフィンズ2021シーズン選手の成長具合まとめ
2021年みんなどうだったー?
ドルフィンズは停滞なのか後退なのかわからないシーズンだったぜー!
イカれた最終ロスター(の一部)を紹介するぜ!!
コーチ
Brian Flores (HC)
9勝8敗で勝ち越し。プレーオフは逃したものの、ツアの怪我もあったし、NEには2回勝ったし、来年につながる年だった。
はずなんだけど、解雇。
真相は明らかではないけれど、オーナーとの仲が悪くなったのが原因と思われます。その仲互いの原因は、
・ディフェンス至上主義でオフェンスにひたすらコンサバティブなプランを強いた
・ツアを信用しておらず公然と批判していた
・選手の行動やチーム運営が厳格すぎてパワハラ扱いされた
などなど囁かれています。
2019年のタンクしろ指令まで遡るのは直接の仲違い原因としては難しい気はしますけど、まあ性格が合わない2人だったのでしょう。
MIAのみならずNFLとも話がこじれてしまったのは残念。
George Godsey (OC)
虚無。
Josh Boyer (DC)
以前のようなディフェンスをフローレスが仕切っていた状態から、今年はかなりの部分ボイヤーが任されていたように見えました。結果も出ていて、脆さもあったけど面白いディフェンスでした。
来年もDCとしてチームに残ることが本決まりとのことで、チームづくりが継続されるのは良い。
フローレスがいなくなって、新しいHCもオフェンスの人で、完全に独り立ちする必要があるけれど、ファンジオが今年はお休みするみたいなので、今年のコーチ選びの幅の中でも最善に近いと思われます。
QB
TUA TAGOVAILOA (QB,1)
パス成績は、
263/388(67.8%)2653yds、16TD、10INT
ただ、実質11.5試合しか出てないので、17試合換算すると
386/570、3899yds、23TD、14INNT
となります。
去年に比べて特別すごく成長した感はないけど、あのOCのクソプレーコール縛りの下ではこんなもんでしょう。
今年で言うと、マット・ライアンと同じくらい。
375/560、3968yds、20TD、12INT
勝ててたチームのQBで言うと、タネヒルくらい。
357/531、3734yds、21TD、14INT
ガロッポも15試合で大体同じくらいのイメージ。
301/441、3810yds、20TD、12INT
なので、この数字で勝てないわけではない。来年はツアで勝てるチームづくりをするのでしょう。
課題としては、
・リーダーシップないかも疑惑
・スペ体質疑惑
リーダーシップについては、OCとHCの後押しもなかったようなので、来年は変わるはず。
スペ体質の方はね、怖いね。
Jacoby Brissett (QB,14)
こんなにポンコツだとは思わなかった。
来年の控えQBは誰になるかなあ。
RB
MYLES GASKIN (RB,37)
ラン173回612yds、パスキャッチ49回234yds、4TD
怪我もあって数字はあまり伸びなかったけれど、とりあえずハンドオフするからあとなんとかして的なランプレーしかない中で頑張った方。
新しいシステムのランプレーとはそんなに相性良さそうでもなく、どうなるかは不透明。でもガスキンが3rd.ダウンバックになるくらいの選手層になれれば良いなあ。
Phillip Lindsay (RB,31)
シーズン途中に拾ったものの、うまく使えなかった。でも来年のシステムには合いそうな気もするので、良い拾い物だったはず。キープしてほしいところ。
DUKE JOHNSON (RB,28)
シーズン終盤、RB陣が怪我人だらけになったところを救ってくれた浪人。正直なところ来年のシステムと合うとは思わないけど、パワー担当で残る可能性はなくもないかな。少なくとも地元っ子との良い思い出になってよかった。
MALCOLM BROWN (RB,34)
なんで雇ったんだろう。多分OCが自分のプレーデザインに合ってるから、とか言ったんだろうなあ。
WR
Jaylen Waddle (WR,17)
104キャッチ、1015yds。ほぼ5yds以内のパスというプレーコールの縛りがあったことを考えれば十分な数字。ただしポテンシャルはもっとあるはずで、OCのせいで勿体無いことになっていました。
来年は作戦ワドル発展版が見られるはず。
DeVante Parker (WR,11)
怪我も多くて10試合しか出られず、40キャッチ515yds止まり。フィッツおじさんのふんわりぶん投げたパスを競り合って捕るお仕事の時は輝いたけど、いまいち他に活かせる場面がないのも問題。
契約があと2年あるし、まあ高くはないのでキープするだろうけど、使い所見つかるかなあ。
William Fuller V (WR,3)
2試合、4キャッチ、26yds、11ミリオン。
指の怪我という話だったので、まあ1-2ヶ月で戻ってくるだろうと思っていたら、まさかのシーズンエンド。どういう怪我なのかわからないけれど、いまだに治っていないという噂もあるし、さすが生粋のスペ体質。
Albert Wilson (WR,2)
どうやら前OCがちょこまか動くタイプのWRが好きだったらしく、開幕時は3人もいた。その最後まで生き残った1人。でもパスをキャッチするたびに、まず自分から下がってでも逃げ回ろうとして結局ゲインを減らすだけなのでイラッとする。来年はFAだからもうヨシ。
Preston Williams (WR,18)
パーカーと同じタイプなので、高いパスを競り合って捕ることはできるけれど、スピードもクイックネスもサイドラインぎわも弱めで、前OCには使い所がなかった。
FAになるのでどこか合うチームが見つかればいいけど、怪我が多いのも印象悪いかなあ。
Isaiah Ford (WR,84)
WRに怪我人が増えるとロスターに上げられる微妙な立ち位置。たまーに、なぜか空いていてパスが通ることがある。でも時間がない時にゆるゆるとフィールド中央に走っていくというIQ低めの動きを見せられて、うーんやっぱりPSの子なんだなあってなった。
Mack Hollins (WR,86)
でかい以外にこれといった武器はないWRなんだけど、妙にいい場面でフリーになる運と、ノリが良いキャラで、まさかのオフェンスキャプテンにまでなっていた。
とはいえ、今年はキャッチが上手になっていた印象なので、成長はしていたと思われます。FAになるけど、盛り上げ役&スペシャルチーム込みで3-5Mくらいなら再契約あり。
Lynn Bowden Jr. (WR,6)
この選手も前OCが好きだったちょこまかタイプ。とはいえ、ポテンシャルはあるのかも知れない。新しいシステムで、劣化版ディーボくらいになってもらえれば儲け物。
TE
Mike Gesicki (TE,88)
73キャッチ、780yds。TEとしては十分な数字ではあるものの、ポテンシャルからしたら全然活かせてないレベル。ミドルゾーンを支配できるし、キトルやケルシーくらいに(パスでは)なれるのに、前OCのせいでかわいそうに。
そんなわけで、来年は爆発する。その前にルーキー契約が終わったので契約更新があるけど。
Durham Smythe (TE,81)
渋い堅実な、昔ながらのTEって感じ。前OCがタイトなフォーメーションや、複数TEを使うことが多かったので、数少ないこの2年で成績を伸ばした選手になった。
3rdダウンとか勝負どころでも頼れるし、真面目でいい奴みたいだし、今年でルーキー契約が終わるけれど、残してほしい。
Adam Shaheen (TE,80)
移籍してきた去年は、やっぱポテンシャルあるよねーって思わされたけど、今年は怪我や反ワクチンやがあって伸び悩んでしまった。来年が契約最終年なので奮起していただきたいところです。
Cethan Carter (TE,82)
全然印象にないんだけど、スペシャルチーム要員として地味に全試合出てたらしい。しかも地味に3年契約してる。来年も地味によろしく。
OL
Liam Eichenberg (OT,74)
RTとして取られたはずのルーキーだけど、RTとしての動きがいまいちで、シーズン途中でLTにコンバート。思いのほかLTはそこそここなしていたような。
ただ、今年はOCとOLコーチが教える能力ゼロっぽかったので、来年またOLは組み替えがあり、ポテンシャルを引き出してくれることを願っております。
Austin Jackson (G,73)
去年ルーキーでLTを任され、そこそこな活躍。今年も開幕時はLTだったものの、シーズン途中でGに移動。Gとしては十分だった。
ただ、今年はOCとOLコーチが教える能力ゼロっぽかったので、来年またOLは組み替えがあり、ポテンシャルを引き出してくれることを願っております。
Michael Deiter (C,63)
去年1年間センターの修行をして、今年は開幕スターターをゲット。出てる時はそれなりにそつなくこなしていたような気もするけれど、怪我が多くて定着とまでは行かなかった。
来年はスターター争いからかな。ともあれ、今年はOCとOLコーチが教える能力ゼロっぽかったので、来年またOLは組み替えがあり、ポテンシャルを引き出してくれることを願っております。
Robert Hunt (G,68)
スクリーンでブロックに行きながら当然のようにパスを捕ってエアタッチダウンまで決めたプレーで一躍有名になった。けど、ただのアホプレーだから。ルール知らないだけだから。
去年RTとしてはいまいちだったけど、今年Gに移ったらどうにか及第点。今年もGで、ブリッツやスタンツへの対応が上手くできなかったことは多かったけれど、今年はOCとOLコーチが教える能力ゼロっぽかったので、来年またOLは組み替えがあり、ポテンシャルを引き出してくれることを願っております。
Jesse Davis (OT,77)
センター以外全部できる便利屋さん。つまり控えとして便利な選手であって、スターターで使わざるを得ない状況に陥ってはいけないのである。でも便利だから来年もロスターには残ってていいのである。でも試合には出ないでいてくれることが、チームとしては上手くいっている状態なのである。
Solomon Kindley (G,66)
そんなに悪かったイメージはないんだけど、OTが左右ガチャガチャ動かされたり、ジャクソンがGにコンバートされたりした流れで、スターターから陥落したような感じ。
ともあれ、今年はOCとOLコーチが教える能力ゼロっぽかったので、来年またOLは組み替えがあり、ポテンシャルを引き出してくれることを願っております。
Greg Mancz (C,62)
デイターが怪我したから急遽獲得したのに、お前も怪我しちゃうのかよって感じだったし、プレーもちょっとなあだった。まああのタイミングで残ってた選手だし仕方ない。
DL
Christian Wilkins (DT,94)
ドラフト1巡の3年目、今年は役割をさらに少し増やして、サックも4.5と倍増した。動きもキャラクターも、チームの中心として揺るがない立場になっている。けど、ルーキー契約後にどれくらいのお値段になるのか、払えるのか、システム的に払う価値があるのか、というのはやや不透明な気がします。
とはいえ、DCが残留してシステムが引き継がれることになったので、契約延長の確率は高まったとは思われます。まずは4年目にいい成績を。
Raekwon Davis (DT,98)
でかい置石型DT系なので数字は伸びないけれど、存在感は十分。3テクが上達するとさらに怖くなるけどなあ。
Adam Butler (DT,70)
NEからやってきたベテランDT。ローテーション要員的使われ方で、思ったよりはプレー数が少なかったかな、でもこんなもんかな、というところ。これからさらに成長という雰囲気でもないので、このまま渋く続けてくれればヨシ。
Zach Sieler (DT,92)
2018年のBALドラフト下位指名だったけど、MIAに来てからここ2年はローテション要員として十分な動きを見せています。まだ300ポンドないようなので、もうちょっと体重増やしてデイビスと遜色ないくらいまでいけるともっと良くなりそう。
John Jenkins (DT,90)
CHIとMIAを行ったり来たりしてるジャーニーマン。欠員補充としてはいいんだけど、契約延長するほどじゃないのかな、というボーダーライン上なイメージです。
EDGE
Emmanuel Ogbah (EDGE,91)
MIAに移籍してきて2年連続9サック。去年の成績がまぐれじゃなかったと証明した。去年はシステム的にフリーになってのサックが多かったけれど、今年は個人技でもプレッシャーを与えられていた気がします。
今年FAになるけれど、オグちゃんとしてもシステムに合っているのは自覚しているでしょうし、DC残留で本人も残りたいとは思われます。
Jaelan Phillips (EDGE,15)
ドラフト1巡ルーキー。エッジ専門ではなく、LBみたいにLOSより後ろで待ってみたり、さらにはパスカバーもしてみたり、色々やらされていました。にもかかわらず、本職のエッジとしては8.5サック。さすがのポテンシャルを見せてくれました。いいぞもっとやれ。
Andrew Van Ginkel (LB,43)
エッジとOLBと半々くらいの使われ方という感じでした。金髪ロン毛エッジの中では地味な方。去年よりもOLBとしての動きというか、ランディフェンスが上達した気がします。来年はルーキー契約最終年、しっかり数字を伸ばして契約延長していただきたい。
Vince Biegel (LB,47)
ちょっと良いかなと思うと怪我しちゃう不運な子。また怪我が治れば3サックくらいはできるんでしょうけれど、FAだし戻ってくるかは不透明。
LB
Jerome Baker (LB,55)
ディフェンスリーダー。ただし今年は100タックル行かなかった。バンノイがいなくなって、他のLBが頼りなく、ベイカーは避けるか狙うかされることが増えたのかもしれません。もう1人良いLBが欲しいなー。
Elandon Roberts (LB,52)
ほぼスターター扱いで使われていましたが、ちょっと力不足な感が。反応、強さとも今ひとつ。しかもシーズン最後に大きそうな怪我をしてしまって、FAになることもあり、来年の立場は厳しいかな。
Duke Riley (LB,45)
シーズン途中で移籍してきたんだっけ。いつの間にか見るようになった気がします。全く期待しないで見てる分には、意外と頑張ってるなーくらいなんですが、ある程度のプレー数使うことを考えるとやっぱり物足りない。
Sam Eguavoen (LB,49)
カナディアンフットボールのタックルマシーンということで期待したものの、NFLに来てもう3年、いまいち成長しないんだよなあ。
CB
Xavien Howard (CB,25)
今年もチーム唯一のプロボウラーとしてきちんとお仕事しました。来年も怪我がなければ良いなあ。
Byron Jones (CB,24)
ハワードと共にリーグトップクラスのCBであるものの、INTが多い派手派手ハワードと異なりベタづきが得意なのでテレビにはあまり映らず地味なイメージになってしまう。今年はホールディングやインターフェアや、審判次第で取られちゃうなというカバーが散見されたのが不安材料か。
Nik Needham (CB,40)
2人の強力なCBがいるので狙われがちになり、ここが安定しないと怖い3人目のCBなのですが、今年はパスカバーが少し上達していた気がします。FAになるけど、現地でも契約延長すべきな論調になっています。フローレスに懐いていた感がありますが、DCが残ったので、多分残ってくれるでしょう。
Noah Igbinoghene (CB,9)
ドラフト1巡3年目。しかし成長しない。怪我っぽくないのに使われないということは、単に力不足なのでしょう。足が速いのでスロットCBとして安定すれば最強パスカバーが完成するはずだったんだけどなあ。
来年がルーキー契約最終年。バストと言われないように頑張っていただきたい。
Justin Coleman (CB,27)
わー27がパスカバーしてるーもうだめだーって何度も思わされた。CBの選手層を厚くしないと、また来年も同じ悲劇が繰り返される。
S
Jevon Holland (FS,8)
ドラフト2巡ルーキー。シーズン当初はブリッツ要員としての使われ方が主だったけれど、マコーティーの怪我に伴い本来のFSの役割もだんだん任されるように。シングルハイも徐々に上達していたし、期待以上の動きでした。
Brandon Jones (SS,29)
2年目。タックル79、サック5と、かなり前めで使われたけれど、セーフティーです。パスカバーには若干の不安は残るものの、パスラッシュとランストップは上手。来年はもう一段パスカバーでも成長していただきたい。
Jason McCourty (S,30)
34歳のベテラン。NE時代のつてもあって今年MIAに移籍してきました。シングルハイのできるSがいなかったのに加えて、ベテランとして若手S陣を成長させていただきたかったけれど、7試合でIR入り。でも若手Sの2人は成長したからヨシ。
Eric Rowe (SS,21)
去年に比べたら少し出番が減ったかな、という印象。その分セーフティーの層が厚くなったとも言えるはず。奥さんのインスタは面白いんだけどなあ。でかいTEの正面にセットしてるとプレーが始まる前から絶望しちゃうんだよなあ。
Clayton Fejedelem (S,42)
スペシャルチーム要員。DBとして出てるとドキっとする。引き続きスペシャルチームで頑張れ。
ST
Jason Sanders (K,7)
去年は良かったけど今年はいまいちだった。でも隔年で調子いいみたいなので、来年はまたいいはず。
Michael Palardy (P,5)
ボールの空気圧足りないんじゃないかっていうくらいのクソパントを連発して、ディフェンス合戦のはずなのにいつの間にかフィールドポジションが悪くなっていることが多々あった。多分来年はいないはず。
Blake Ferguson (LS,44)
インスタにカントリーのライブに行きまくってるのを投稿し続ける。ナイスガイって感じ。
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