対応力か相手の自滅か。0-14から逆転勝利のweek6 CAR@MIAレビュー
■結果
MIA 42-21 CAR
■序盤の停滞
まず、MIAはオフェンスが2回連続で3凡。その間に、CARに2タッチダウン取られました。
14点差なんて、一昨年だったらあきらめてるね。
・オフェンス
3凡×2の6プレーコールは、若干コンサバティブにも感じました。
奥にレシーバーを走らせたのは1回だけだったのが、MIAとしては物足りないプレーコールではあります。そのプレーもしっかり守られてレシーバーはフリーになれなかった。
まあ、その他にやったスクリーンやランでも、今年はちょっと抜ければ10ydsは取れるので、たまたま出なかっただけとも言えるのですが。
しかし最初の6プレーが地味だっただけでストレスになるなんて、一昨年は良く憤死しなかったなあ。
でも、舐めプはダメだ。
・ディフェンス
2TD取られるまでは、ずるずるいかれていた印象です。ランが止まらず、パスもシーレンが内側に入るとカバーできない。一発ロングゲインはされないものの、きちんとドライブされました。
で、0-14になった。
■そうだ、ディープ投げよ
3シリーズ目のオフェンス、最初のプレー
次のプレーも、失敗には終わりましたが、ディープに投げました。
それで流れが変わったように感じました。
CARが冷静さを失ったというか、一発ロングゲインの影に怯えたというか。
これだけセーフティーが下がったらやりやすくなるってもんだ。
そして、CARは殴りあわなきゃ勝てないと思ったか、まだリードしている段階でパントフェイク。これが失敗になったのが大きかった。テキキチだったけど。
そして、
- 次のMIAのオフェンスは3プレーでTD
- CARを3凡に抑えて
- さらにMIAがTD
- 前半最後にはCARがFGを失敗して
- 後半最初の得点はMIA
ここで、勝ったなって感じでした。モメンタム、恐ろしい子。
しかし、CARが落ち着いてゴリゴリを続けられてたら、もっと接戦になっていたとは思われます。そして、MIAには火力はあれどミスをせずにいられるほどの強さはないので、どこかで大ピンチが来ていたかもしれない。
でもCARがMIAの火力を警戒して殴り合おうとして失敗してくれたなら、やはり火力はすべてを解決するんだ。
どかーん!
■ヤングの若さ
CARも立て直すチャンスがなかったわけではないんですが、ヤングが決めきれなかった印象もあります。
ちゃんと投げてりゃタッチダウンもあったし。
序盤、LBがシーレンの前にセットしたところでオーディブルを出そうとしてディレイになったプレーもありました。まだまだ若いヤング。
■シーレンは強い
11キャッチ115ydsと、全然カバーできなかった。
ただ、内側中心に動いていたので、ロングゲインがありませんでした。それが救いだった。
アップルとか狙って外側で長いの勝負されてたら危なかったと思う。
■ツアが逃げながら投げられた
逃げながら投げたり投げ捨てたりは、去年までに比べると上達してると思われます。
ヨシ。
■愛犬は厳しい
C58ウィリアムズの怪我で、またCは74愛犬でした。
ちょっと厳しいんだよなー。
■来週はPHI
ツアがヤングと対戦したばかりなのに、次はハーツ。アラバマ対決が続きます。その次はマッくんだし。
ともあれ、PHIは先週うっかり負けちゃったので、気を引き締めてくるでしょう。マンデーナイトのホームゲームだし。
なので、隙はない。現在の力を測るのに良い試合ってことで、まあ思い切り攻めてくれれば満足できると思います。
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