いいディフェンスだったでしょ!?オフェンス?なにそれ美味しいの? week9 MIA@KC in ドイツ レビュー
■結果
MIA 14-21 KC
■展開
キックオフ直後のKCのオフェンスが非常に簡単にするすると進んでタッチダウン。やっぱりね、殴り合えればいいけどと思っていたら、次のシリーズから両チームで連続7パント。一気に塩展開へ。
しかし前半終了間際、KCオフェンスがまた覚醒してタッチダウン。そしてMIAはヒルがまさかのボールをむしり取られるファンブルで、そのままリカバーされ、リターンされ、タッチダウンまでされちゃいました。0-21で前半終了。すっかり飲まれてました。
このままじゃいかんと(審判が)奮起、後半はたくさん反則をもらえて、オフェンスの足がかりを作れました。そしてようやくタッチダウン。
後半はKCのオフェンスがお地味になられたこともあり、なんとほぼシャットアウト。マホにファンブルさせることもでき、連続でタッチダウンが取れました。
さらに次のKCの攻撃をパントにおさえて、これはモメンタムきただろ、同点に追いつけるだろ、って思ったところで、7分57秒使って34ヤードしか進めないとかいう驚愕のドライブを見せてパント。一気に盛り下がります。
しかししかし、次のKCのオフェンスも3凡でした。サンキューナギー。
残り2分27秒、自陣25ヤードから、タイムアウト2回、これは追いつかないといけない場面です。すると最初の2プレー連続でモスタートのランが出て、一気にKC陣31ヤードまで進んじゃった。これはモメンタムきただろ、同点に追いつけるだろ、って思ったところで、3連続パス失敗、スナップミス。終了。
最後までツアは飲まれたままだった。
■オフェンス
ラッシュが早いとツアが乱れる
いつものことながら。KCのDCスパグニョーロらしい、グイグイくるフロント強調ディフェンスではありました。とはいえ、そこまでビビらなくても良くない?って感じはした。
筋肉つけて怪我しにくくなり、ジュージュツ習って受け身もできるようになって、でも性格は治らないのか、今までの怪我のトラウマなのか。このビビり癖をなんとかしないと厳しいなあ。
奥のヒルで勝負しようよー
ヒルが力んだか飲まれたか
確かにドイツでやってるとは思えないほどKCホームな雰囲気でした。うるさかった。
さらに、ヒルは古巣の対戦を楽しみにしていたようで、試合前から結構な気合の入れようで、かなり力んでたのかもしれません。
色々と空回りしたのか、珍しいポロリもあり、ボールをむしり取られるとかいうプレーまでありました。
スナップミスはいつものことだけど
最後にスナップミスで終わらなくてもさー。
後から見直してたらマホはなんてことなく取ってるしさー
■ディフェンス
KC相手に失点14
タッチダウンを取られた2回のドライブ以外は、最長でも24ヤードしか進まれていません。
じゃあドライブされたシリーズでは何が悪かったかと言われるとわからないのですが、たまたまレシーバーがあいちゃったんでしょう。今のKCはWRの誰かがあいてマホが見つけられればパスが通るって感じで、狙った通りフリーになれることってあんまりない。
なので、CB25ハワードとCB5ラムジーが両方とも復帰して、CB40ニーダムとCB4甲府くんも同時に使えるようになったMIAのDB陣なら、そこそこ守れたという気がします。
ケルシーを消した
少人数のCBだけでWRをカバーできる自信があったからかもしれませんが、TEケルシーは大勢でやっつけました。
ケルシーにLBがついたと見せかけて、みたいなのもあった。
ケルシー警戒しすぎてWRがあいちゃったプレーもあったけれど。
■week10はお休み
そんなわけで、ベストメンバーになったディフェンスは非常に楽しかった。
バイウイークの間にオフェンスも怪我人が戻ってくればいいんですけれど。
開幕戦ですらベストメンバーがそろわなかったIf Healthy軍団なので。