ルール解説

[04]02(4)タイトTフォーメーション

1910年が第一のフォーメーションの誕生の年だとしたら、1940年代に普及したタイトTが、第二のフォーメーションの誕生ということになるだろう。

現代フットボールの始まりと言えるかもしれない。

あんた、口調が堅くなっとりゃせんか…?

まあまあ。気にするな。

インテリア・ラインはオールドTよりも間隔を狭くして並んでる。

この、選手の間の間隔が狭い(タイト)ってことが、フォーメーションの名前の由来ね。

タイトTフォーメーション

もう1つ、LOS上のラインを1人離して配置するのがはじまったのもこのころ。

このポジションはスプリット・エンド(SE)って言う。インテリア・ラインと並んでいるのをタイト・エンド(TE)って言うのに大して、ラインから離れて(スプリットして)配置されてるって意味だよ。
SEはブロッカーとしての役割は少なくって、ワイド・レシーバー(WR)ってことになるね。

WRっていうのは、主にインテリア・ラインから離れたところに配置されてて、パスを捕ることを一番の仕事にするポジション。
その中でさらに、配置される場所とかによって、スプリット・エンド(SE)、フランカー(FL)、スロット・バック(SB)などなど細かく分けられるんだよ。

そろそろ…あたまがパンクしそうです…

まあ細かいことは後からまた説明してくから大丈夫だよ。

話をフォーメーションに戻すよー。

オールドTでは、ブロッカーの人数を増やしてディフェンスを押すのが基本だったね。でもタイトTでは、エンドの1人を離して配置してワイドレシーバーにしてるから、その分ブロッカーは減っている。
ブロッカーが減ったぶん、ラインの間隔を狭くして、ライン5人が全体で壁みたいになってブロックするようにしたんだね。

実際のところ、いまではライン間隔を狭くするフォーメーションやプレーが使われることは多くはないけど、ゾーン・ブロックなんていうコンセプトに受け継がれてもいる。

ラインの間隔が狭いっていうことよりは、バックも3人いてレシーバーもいるから、パスプレーも多く使えるようになっていったっていうのが進化の流れ的には重要なところだろうね。

バランス良くいろいろなプレーをする、それで戦略が大事になっていく、どんどんアメフトらしくなってくんだよ。