[イルカ観察日記]SFの手のひらの上で踊らされた12週 SF@MIAレビュー

[イルカ観察日記]SFの手のひらの上で踊らされた12週 SF@MIAレビュー

恒例の7勝に到達

気づけば6連勝だそうで。
でも7勝目なんですが。
つまり、毎年恒例の7勝どまりを達成してしまったわけで。
あと5週間なにしましょう。

そして、勝ち方としてもバリエーションがなくなってきたらしく、
・決勝キックオフリターンタッチダウンで勝ち逃げ、
・決勝インターセプトリターンタッチダウンで勝ち逃げ、
・試合終了間際に連続タッチダウン、
という劇的な数週間を過ごした後、今週は、
・最後の守備をタッチダウンまで残り2ヤードで止める
という演出でした。

Colin Kaepernick, Ndamukong Suh, Kiko Alonso

ギリギリでなければ勝てないというチーム力であることはわかっているのですが、それにしても偶然勝ってる感が強くて、全然信用できないんだよなあ。


すべてはSFの目論見通り?

ドルフィンズも一時は参加しかけたドラフト1番争いですが、いまは、CLEを本命に、対抗がSF、JAX、CHI、穴がNYJ、というところまで参加チームが限られてきたように思われます。その中心に近いところにいるSF、勝ちたくなかったのでは…なんてなことを思ってしまいます。
それほど、試合展開はSFの思うがままだった。
SFはちょっと勢いづきそうになると、ファンブルしたり、インターセプトされたり、ビッグゲインをゆるしてみたりして自分のところの勢いを殺し、いろいろと譲ってくれました。

試合開始直後、あっさりタッチダウンしたSF。
なかなか進めないものの、なんとか追いついて逆転したドルフィンズ。
そこからまた膠着して終了と思いきや。最後にSFがぎりぎりまでドライブしたものの、時間切れ試合終了となったわけでした。
すんなり勝てるほどの力はないんですねえ。


オフェンス

OLのスターター5人のうち、LTアルバート、LGタンシル、Cパウンシーがお休み。
つまり、OLの左半分はあてにならない。
その実力がそのまま出たか、ランは全くでなくなってしまいました。数試合前、OLがみんなそろっていたころには連続200ydsランナーなんていうものを出していたとは思えないほどに、まったく押せない。まあ、仕方ないですけどね。

しかし、パスプロはそれほどひどいものではなかった。QBタネヒルが、ただひたすらに2秒以内にパスを投げろと指導されているせいかもしれませんが、崩壊はしていなかった。
ラッシュの波に飲まれるだけで何もできないと定評のあるタネヒルですが、そういったサックはこの日は1つだけ。もう1つのサックは前半終了間際で時間がなかったところだし、まあどうでもいい。
QBタネヒルをはじめ、オフェンスは大体みんなコーチからの指令はこなせていたように感じました。大きなミスはなかったと思う。

そして目立ったのは、良いプレーコール。
ここでそれくるか、おーそれか、などと思わされることが何度か。
大体はノーマークでディフェンスの裏に長いパスを投げるというもの。警戒されてないから、パスプロも持つし、レシーバーも開くし、なぜかそういうときにはタネヒルも良いパスを投げる。
これはゲイスの力なのかもなー、であります。
そのプレーコールをきちんとこなして、さらに独自のものを加えるくらいのQBが、どこのチームでも欲しいんでしょうけど、ドルフィンズもまだまだ来年のQB指名は諦めてないですよ。

OLはボロボロ、QBとRBは及第点、というところで、頼みはWRということになります。
その中で目立ったのが、2年目のパーカー。去年はほぼ怪我で試合に出ていなかったので、今年が初実戦シーズンというイメージですが、この2~3試合ほど、よく当たっている。
特に、ランドリーがミドルあたりでおとりになって、その裏に走り込むのが目立っている。良いよい。しかし、パスがサイドラインの際にくると勝負弱かった。捕ってるけど足が出てるぞー、というレビュー案件が2つ。
そんなわけで、パーカーにはもっとNFLルールのサイドラインの使い方をきちんと身につけて欲しい。


ディフェンス

タックルできない病が再発している。ただ、今年のタックルできない病は、DLやMLBという主要なところでは発病していないので、どうにか止められている感じ。

ただ、タックルできる選手が少ないのは確かで、特にOLBのお飾り感がひどい。
そのため、リードオプションに対してはかなり弱かった。QBとRB両方を守ろうとすると、コマがたりないんだ。結果として、QBのランへの対応はある程度捨てざるをえなかったのかな、という雰囲気。その結果として、最後2ヤードまで攻められたわけだけれど、それは仕方ない。むしろ、原稿戦力でどうにか守りきったコーディネーターが有能なのかもしれない。

パスに関しては、キャパニさんお気遣いいただきありがとうございまーす。ってところか。
っていうくらい、ディフェンスはザルだった。SFがパスだけでドライブを続けられるほどではなかったから、それでもどうにか守れたというところが大きいだろうと。


プレーオフ一歩手前!?

ということで、こうして文字にしてみると、意外と地味な試合だったわけですが、ところどころ盛り上がったし、最後はいい緊張感だった。
これがスーパーボウルだったら、ラムズが勝った時の試合くらいには語られるものになったであろう、という程度には拮抗した良い試合だった。地味だったけどね。

そんなこんなで、ドルフィンズがいつの間にかプレーオフ争いの、ぎりぎりダメ、程度のところまで上がってきている。でも、今年は西地区から2チームワイドカードに行くから厳しいよなあ、という感じです。

いつの日か地区優勝争いの最有力候補として紹介されたいですねー。
そのためにもブレーデー様早く引退しろ。



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