[イルカ観察日記] week4 全勝地区首位のドルフィンズが負け越しチームと対戦しました!

[イルカ観察日記] week4 全勝地区首位のドルフィンズが負け越しチームと対戦しました!

けちょんけちょんにやられました!!

MIA 7-38 NE

NFL2018第4週ドルフィンズのタネヒルはスナップが取れずにファンブル

<展開>

ディフェンスはそこそこ頑張る
→オフェンスがぐだぐだ
→ディフェンスがぎりぎり踏ん張る

っていういつもの展開。
で、勝つときはこの辺で妙にラッキーなことが起こるんですが…

この日に起こったのはタネヒル恒例のスナップを取れずにファンブルロストするっていうやつでした。

で、ディフェンスがきれちゃって終わり。
前半残り5分くらいの時点で終了いたしました。
ありがとうございました。

<オフェンス>

■悲しいタネヒル

HCゲイスはわりと本気で勝つ気でいたようで、先週のOAK戦と同じく積極的なプレーコールが出ていました。

まだ試合と言えるものをしていた前半、パスは13回。ただ、通常ならばスクリーンやヒッチなどの左右に振り分けるだけのパスが大半なのですが、この日は違っていました。
・振り分けるパス 4回
・ミドルに投げ込むパス 4回
・奥に長めに落とすパス 5回

しかし、パスの種別に成功率を見ると、
・振り分けるパス 4/4
・ミドルに投げ込むパス 2/4
・奥に長めに落とすパス 0/5

しかも、失敗した7回のうち、
・レシーバーが空いてなかった 3回
・パスが下手だった 4回

レシーバーが空いてなかったものについても、バックショルダーの上手なQBならときどき通せたりするもんです。
つまり、パスの精度次第ではここまで悲しい展開にはならないんだろうなーっていう内容でした。
限界・オブ・タネヒル

■寂しいラン

OAK戦では投げ込むパスがもうちょっと通っていたのに加えて、ジェットスイープ関連で3つもタッチダウンが取れての勝ちでした。
でもNEはきちんと対策してくるだろう。
ということで、結局のところランはOLが押せずに一度詰まってからRB32ドレイクが外に回り込んでゲインするプレーしか出ないだろう。問題はそれが何回でるかだけどー、なんて思っていた時期もありました。
結果は、ゼロ。
寂しい。

■去りゆくOL

試合中にC67キルゴアが怪我。三頭筋断裂かなにかで、たぶんシーズンエンドとのこと。
開幕前に控えのC64ブランデルがIR入りしていたので、慌てて取った元DETのC66スワンソンが出場。で、タネヒルがスナップを取れない事件発生。特に悪いスナップではなかったんですがねえ。

これでインテリアライン開幕時のスターター5人のうち2人がシーズンエンドとなりました。
RT70ジャワーンも通年健康ということの方が少ないし、みんないなくなっていくなあ。

<ディフェンス>

■新人LBコンビがいじめられた

今年のルーキーLB55ベイカーと、去年のルーキーだけど怪我で今年実質1年目のLB52マクミラン。この2人は動き自体は非常に速くて期待しているのですが、まだまだオフェンスを読みきれないことが多くて不安が大きくもあります。
そこを狙ってくるベリチー軍。まあ当然ですが。

特にランで横にふられたり若干のカウンターを入れられると、ボールキャリアの動きを読み違えることが多かった。キャリアに到達するのが逆サイドのDEよりも遅いってのはつらい。
また、FBをリードブロッカーにしたプレーでは、ほとんどFBを処理できていませんでした。FBを外してキャリアをタックルするっていうところまでは難しいでしょうが、穴をつぶすこともできなかったので、ちょっと完敗。
当然プレーアクションのパスでも裏を取られてしまいました。

2人の横に並んでいるベテランLB47キコは惑わされていないっていうプレーも多かったので、やはり経験なのでしょうか。
一方でゴール前などで正直な正面のランが来たときは結構止められていたので、力はあるはずなんでしょう。
今年1年かけて良いから向上していただきたいところです。

■控えCBコンビもいじめられた

CBとして計算できるのは去年ブレーデー様から1試合に2インターセプトしたCB25ハワードだけで、去年ブレーデー様から1試合に2インターセプトしたこともありました。大事なことだから2回言いました。

しかし、もう片方のCB28マッケインはNFLでマンツーマンするには微妙な実力。そして、ニッケルなどで出てくる26スミスや24マクテイラーはもっと微妙。
そりゃ当然狙われるわけで。
すぱすぱ通ってするするドライブされますねーって感じでした。

■ミンカたん良し悪し

しかし、一発タッチダウンを許したのはFS29ミンカたんでした。
この試合も概ね好調で、良い反応でタックルもできていたし、スロットにマンツーマンでついてインターセプトを奪うなんてプレーもあったのですが、試合序盤に痛いミスもしてしまいました。

ドーセットが一発タッチダウンしたプレー。
このプレーでも、29ミンカたんはスロットについていた。で、ツインにセットしたWRがクロスしたところで、相手にぶつかっちゃったり見失っちゃったりみたいな動きで相手WRドーセットがバカ抜け。

OAK戦でも相手のモーションに対応するのに手間取って抜かれちゃったのあったし、まださすがにルーキーだなーってことをたまにやらかしますね。

■グロンコ対策はわりと良かった

一方でグロンコにはさほど大きなお仕事はさせませんでした。点差が開いちゃったからグロンコタイムが必要なかっただけかもしれませんけど。

基本的にグロンコの前にLBやSの一人をおいて、後ろのSとダブルっぽく守る。
グロンコが外側に出て単騎になったときには、シングルハイのFSがポストパターンに入ってくるのに張ってインターセプト狙いの動きも。ブレーデー様が気づいて投げるの止めちゃったけど。

グロンコとミンカたんの完全マンツー対決も見てみたかったけど、大事に守ったようでした。
まあそのせいで他のWRへの対応がザルになったのも否めませんが。

<これからどうなるの?>

オフェンスはかなり行き詰ってきました。
OLが力づくで勝てる状態でもありません。
HCゲイスになってから初対決のチームが、予習を怠ってきてくれてタネヒルでもパス通せる状態がたくさん生まれるのに期待するしかありませんね。

ディフェンスも徐々に層が薄くなってきています。
DE95ヘイズがシーズンエンドの怪我、DT97フィリップスが放出ということで、DLはPSをロスターに上げざるを得ない状況。
CB28マッケインがしばらくお休み、SS20レシャッドの怪我も長引いているらしい、ということでDBはロスターぎりぎりで残った子たちをスターターとして使わなければならなくなっちゃった。

どちらも選手の個人技や人数が足りてないって感じなので、ゲームプランやプレーコールでなんとかなる範囲ではないんですが、一昨年の様な不思議な勝ち方に期待していこうではないか、ということで。
次はベンガルズ。ドルフィンズと同じく、プレーオフを狙えるくらい強いんだか、来年のドラフト1桁台の指名順を狙えるくらい弱いんだか、どっちなのかわからないチームです。試合の展開も読めないわ。





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